目が回る! ESAの木星探査機「JUICE」のルートが、グルグルグルグルグールグル

目が回る! ESAの木星探査機「JUICE」のルートが、グルグルグルグルグールグル

最短ルートは直線とは限らない。

2012年に計画が発表された欧州宇宙機関(ESA)の木星探査機Jupiter Icy Moons Explorer、通称「JUICE」は2022年にフランス領ギアナのクールーから打ち上げが予定されています。木星の巨大ガスの乱気流や磁気圏、目にはほぼ見えないリングや衛星などの調査が目的です。調査後は、ガニメデ(木星の第3衛星)の軌道にのり、月以外で初めて衛星の周りを飛ぶ飛行船となる計画です。

すでにNASAの木星探査機「ジュノー」が、木星の巨大ガスや大気などを調査していますが、ヨーロッパ初の木星ミッションとなるJUICEは、木星の衛星エウロパ、ガニメデ、カリストも調査するのが特長です。

さてJUICEのミッションはなんとなーくわかりましたが、調査するにはまず木星に行かねばなりません。木星到着までにかかる時間は7年。今回公開されたその道筋が、とんでもなくグルグルグールグルのグールグルです。

こちらはESAが公開した、その軌道のイメージ動画です。

地球で暮らす一般人から見れば、本当にこれが効率的なルートなの?と疑いたくなるグルグルっぷり。木星到着までのプロセスには、3つの星からの重力アシストが必要となり、旅の行程はこんな調子。

・2023年5月:地球に接近、1度目のフライバイ(距離1万2,700キロ)
・2023年10月:金星に接近(距離9,500キロ)
・2024年9月:地球に接近、2度目のフライバイ(距離1,950キロ)
・2025年2月:火星に接近(距離1,200キロ)
・2026年11月:地球に接近、最後のフライバイ(距離3,700キロ)

JUICE、目をまわしなさんなよ。

禍々しくも美しい。木星の南極をNASAの探査機ジュノーが撮影
3つの衛星も。木星探査機ジュノー、観測軌道からの初画像が公開

image: European Space Agency, ESA - YouTube
source: ESA, European Space Agency, ESA - YouTube

George Dvorsky - Gizmodo US[原文
(そうこ)

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