それはプラシーボ。というわけではないみたい。
先日配信された「iOS 10.3」では幾つかの機能追加と共に、新しいファイルシステムである「Apple File System (APFS)」に切り替わりました。これによってストレージへのアクセス速度などが向上するそうです。
アップデート当日には林信行さんも以下のようなTweetを投稿しています。
iOS 10.3にしたら、めちゃくちゃ動作が軽くなった。ツイッター公式アプリのスクロールも慣れが必要なくらいヌルヌルと動く
— Nobi Hayashi 林信行 (@nobi) 2017年3月27日
ファイルシステムが切り替わるという結構大きめなアップデートなので、アップデートはちょっと見送ろうかなぁ…。と思っていたなか、このツイートをキッカケに僕もiOS 10.3にアップデートしてみました。だって速いほうがいいじゃん。
更新してみたところ、言われてみれば確かに…そんな…気も…しなくもない。
また、iOS 10.3ではアプリの切り替えや動作全体の速度も上がっているという話もチラホラと聞こえます。こういったアプリの挙動や操作感に対して「すげえ変わった!」と言えない僕は鈍いのかもしれませんが、みんなが言うとおりこれは速くなってるのだと思うと、iPhoneを操作する指もルンルン気分に弾みます。
iOS 10.3 feels “snappier” because many animations were slightly tweaked & shortened, for the better.
— Renaud Lienhart (@NotoriousBUGS) 2017年3月28日
そして、これはどうやら僕が鈍いだけで、ちゃんと速く体感できるような調整が行なわれているようなのです。
The Vergeが紹介した、AppleのエンジニアであるRenaud Lienhartさんのツイートによると、今回のアップデートではアニメーションを微調整・短縮し、「速く」感じられるようにしてあるとのこと。
iOS 10.3にしたみなさんどうでしょう? 速さは体感できましたか? …ルンルン気分ですか?
・「iOS 10.3 / macOS Sierra 10.12.4 / watchOS 3.2」が一挙リリース。その詳細は?
image: 小暮ひさのり
source: 林信行 - Twitter, The Verge, Renaud Lienhart
(小暮ひさのり)