親愛なる隣人が目を細めます。
コミックスで描かれるマーベル・ヒーローたちは、顔の表情に変化をつけるため目の縁取りが細くなったり太くなったりします。
実写で再現するのは難しいと思われるこの目の動きですが、映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に登場し、夏に公開される『スパイダーマン ホームカミング』の新スパイダーマンは、劇中で目の表情が自在に変化するようになり、よりコミックに近くなったかと思います。
そしてこの目の動きをコスプレで再現することに成功したコスプレイヤーが現れました。
io9が取り上げたLenses Factory HKさんの動画でした。
彼は2カ月ほどかけて、このメカニズムを開発したとのこと。目の動きは顎の動きに連動しており、口を下に開けると目が開くので自然に見えます。
続いて制作中の様子もチェックしてみてください。
映画『デッドプール』の俺ちゃんマスクも目の動きが似ていますが、あれはCGで処理しています。一方、新スパイダーマンの目の動きは、CGで作成されたかはともかく、よく見るとカメラの絞りのような機構が備わっている(トップ画像参照)のが確認できます。Lenses Factory HKさんはそこに目を付け再現するに至ったのでしょうね。
実際の映画での動きはこんな感じでした。
動画はTN Enterteinmentより。
ちなみにこの発明品は、4月2日に限定販売されます。メッシュ製の白目と稼働する縁取り、それに顎と連動させる顔のフレームだけのセット、もしくはそれらに布製マスクを合わせたセットが各5つずつ用意されるとのこと。
我こそはと思うコスプレイヤーさんたちは、スターク・インダストリーに行かずともLenses Factory HKさんからぜひどうぞ。