基になったのは意外な部品。映画『スター・ウォーズ』旧三部作のライトセーバーの制作秘話

基になったのは意外な部品。映画『スター・ウォーズ』旧三部作のライトセーバーの制作秘話

ここにカメラがあるじゃろ、これをこうして…ライトセーバーじゃ!

1977年に公開された映画『スター・ウォーズ』。実は製作にかける予算があまりなかったためにさまざまな工夫がなされていたんです。そして、ライトセーバーだってそんな工夫の賜物なんです。

SlashFilmが取り上げたのは、DigitalRev In-Focusによる動画。

初代『スター・ウォーズ』(後の『エピソード4 / 新たなる希望』)で装置監督を務めたロジャー・クリスチャンはロンドン、ウエストエンドの写真屋さんで小道具となるものを探していました。そこで見つけたのが、アメリカのカメラメーカー、グラフレックス社のフラッシュハンドルでした。これに手を加えたものが、ルークが『新たなる希望』、『帝国の逆襲』で使用する、アナキンのライトセーバー(持ち手の部分)となったわけです。ダース・ベイダーのライトセーバーも同じくフラッシュハンドルから作られていますが、オビ=ワンのライトセーバーはちょっと違い、なんとロールス・ロイスのジェットエンジンのバランスパイプからできているんです。

当初、クリスチャンが撮影用に制作した2本のライトセーバーは15ドル(約1700円)程度で作られたものでしたが、2012年にはシアトルのMuseum of Pop Cultureが25万ドル(約2800万円)で買い取りました(これよりも高額で取引されたのは、ハン・ソロ役のハリソン・フォードが出演した続編も楽しみな『ブレードランナー』のデッカードのブラスターだそう)。そんなこともあり、レトロカメラコレクターにはかわいそうなことに、ライトセーバーの「基」となったレトロなカメラのフラッシュハンドルの価格は値上がり、今では数十万円で取引されるようになってしまったんだとか。

そんなアナキンのライトセーバーは、今も続くスター・ウォーズ・ユニバースでも重要な立ち位置にあるのは間違いありません。『フォースの覚醒』でライトセーバーを手にしたレイがみたビジョンも気になりますし、次回作『最後のジェダイ』でもどうやらレイがこのライトセーバーを握ることになるようです。カメラ部品が基になり、今では世界中で知られることとなったライトセーバーの今後の活躍が楽しみです。

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image: YouTube
source: SlashFilm, YouTube

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