監視カメラ大国イギリス、警察が「ドローンカメラ部隊」導入を検討中

監視カメラ大国イギリス、警察が「ドローンカメラ部隊」導入を検討中

視線を感じて振り返れば…ドローンカメラ! なんてね。

イギリスは監視カメラ社会が非常にすすんでいます。カメラの存在については良いところ、悪いところ、賛否両論あるでしょうが、そんななか検討されているのが、空飛ぶ監視カメラ。ドローンカメラの導入です。

The Telegraphによると、イングランド南西部のデヴォン&コーンウォール警察が導入を検討しているというのが、ドローンカメラを使った空飛ぶ分隊です。現在、プログラムを指揮するマネージャーを探しているところだとか。警備隊の1チームとして正式導入するかどうかは、6ヶ月のテストを経て決定する予定です。

そしてドローンカメラ分隊のアイデアが浮上した昨年、検査官であるAndy Hamilton氏は、導入することの有益性ついて以下のように述べました。

行方不明者の捜索、野生生物犯罪取締り、また火災発生時など、崖や森林地帯などアクセスしにくいエリアで、ドローンを使って画像や動画を撮影することで、生死に関わる情報を迅速かつ安全に入手できれば、より効率的に対処にあたることができる。

デヴォン&コーンウォール警察の担当地域は、イングランドの他のエリアに比べると地形的に人が入り込みにくい場所が多いのが実情。また、ドローン分隊が請け負うことになるであろう任務は、従来ヘリコプターが行なっていた仕事。そう考えれば、ドローン分隊は理にかなったアイディアでしょう。ただ、不安の声があがっているのも事実です。

監視カメラが多いとはいえ、そこに空を飛び動くカメラまで導入されてしまえば、公共の場でのプライバシーというのは一層損なわれていくわけで、市民が不安視するのは無理もない話。また、懸念する声は警察内部からも。ドローン部隊導入によって、将来的に警察官=人の仕事がカットされてしまうのではないかというのです。デヴォン&コーンウォール警察のテスト結果が良好で、正式導入が決まれば、他の地域や部署でもドローン部隊の導入が検討・開始される可能性は高いでしょう。

The Daily Mailの取材を受けたSteve Barry巡査は、「もはや導入されるかどうかではなく、いつ導入されるのかという話」と不安の色を隠せない様子。6ヶ月のテストの結果は、多くの人の心を総ぶることになるかもしれません…。

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image: PAKULA PIOTR / Shutterstock.com
source: The Telegraph via Business Insider, The Daily Mail

Rhett Jones - Gizmodo US[原文
(そうこ)

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