やっぱり幻ではなかった!
夢まぼろしツチノコと騒がれた、Appleの自走車開発プロジェクト「Titan」。ようやくカリフォルニア州自動車両局(DMV)から「Lexus RX450h SUV」(画像上)3台でテストドライブを行なう許可が下り、Appleのオフィスからセンサーフル装備の真っ白なLexus RX450h SUVが公道に出る姿が目撃されました!
こちらがBloombergが報じた読者提供の写真です。
Here's the car that #Apple's using to test its autonomous car technology. Story with @mhbergen. https://t.co/jHLnJDRjoSpic.twitter.com/zTezUmcZwC
— Alex Webb (@atbwebb) April 27, 2017
車の上に乗っかってるブリキ男みたいなのは、専門家によると、Velodyne社の全方位LiDARイメージングユニットで、64個レーザー送受信センサーが内蔵されているものらしいです。普通に市販されています。
ボブ・マンスフィールドが部門総括に交代して1年。もうちょいAppleオリジナルの何かを積んだ車を期待していた気もしますが、そうか、ハードからソフトウェア開発に方向転換したから、クルマの外観からはあんまり違いはわからないのか…。
ちなみにLexus RX450は、スタートアップのZoox、Google親会社Alphabetの自走車開発企業Waymo(ウェイモ)もテストドライブ許可取得済みだし、自動運転ワールドでは人気の車種です。
なお、Appleが許可を取得したのは3月です。The Wall Street Journalが州から許可申請書類を入手して調べてみたところ、AppleはどうしたわけかNASAのロケットサイエンティスト、ロボットのエキスパート、Teslaスタッフも採用済みと判明しました。
CNBCも言ってますけど、ハードウェア開発全然あきらめてないじゃん!っていう陣容です。
ロケットサイエンティスト、ロボットのエキスパート、Teslaスタッフ。あ~なんだかワクワクするな~春だからかな~。
image: Zavatskiy Aleksandr / Shutterstock
source: Bloomberg, Alex Webb - Twitter, The Wall Street Journal, CNBC
reference: アルゴ
(satomi)