これは…当たるか??
Oculusを買収するなどVR技術に熱心なFacebook(フェイスブック)が、昨年発表したソーシャルVRのデモ映像。その出来はなんとも言い難いものでしたが、同社はついに「Facebook Spaces」という名前で正式に発表しました。本日よりOculus向けのベータ版がダウンロードできます。
こちらは、本日お披露目されたFacebook Spacesのプロモーションビデオ。
仮想空間でコミュニケーションをとるアバター、これは思わず「Second Life(セカンドライフ)」を思い起こさずにはいられません。いや、Second Lifeの全部がダメだったわけではないと思うんですが…世にでるのが早すぎたのかもしれませんね。
さて動画では、ごついVRヘッドセット(Oculus Rift)を装着して仮想空間で会話をし、バーチャル旅行を楽しみ、物件を訪問し、テーマパークを訪れる様子が描かれています。デモのときにも紹介された、仮想空間でのセルフィー機能の健在です。

またFacebookのメッセンジャーとも連携し、仮想空間から現実の友達にビデオ通話をかけられるように。アバターと人間が会話する奇妙な光景が見られます。
Facebookは「友達とするように、仮想空間でISS(国際宇宙ステーション)をバックに写真を撮るのはいかが?」なんて提案しています。また、今後はゲームコンテンツへの対応なども期待できそうです。それなら、ちょっと遊んでみたいかも? でも、高価なVRヘッドセットを買ってまですることじゃないよなぁ。
なお、Facebook SpacesはOculus Storeから無料ダウンロードが可能です。必要なデバイスは「Oculus Rift」とコントローラーの「Oculus Touch」の2点。もしかしたら将来のSNSサービスの形を予言しているかもしれないFacebook Spaces、試してみてはいかがでしょうか?
・Oculus Riftレビュー。こいつは本物だ
・Facebookが「ソーシャルVR」をデモ…これが未来なの?
image: Oculus / YouTube, Oculus
source: Oculus 1, 2, Oculus / YouTube
William Turton - Gizmodo US[原文]
(塚本直樹)