まずはBNR32型スカイラインGT-Rから!
日産の車のスポーティな側面を支えてきたNISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)。日産のワークスチーム的な存在として、ル・マン、SUPER GTなどの現場でライバルチームと覇を競い合ってきました。また日産車のカスタムパーツや、コンプリートカーの開発・販売も行なってきました。
そして今期からは、その公道でもNISMOの血筋を感じさせるロードカー事業を拡大するんですって。以下は日産自動車株式会社による、今回の発表会の中継映像です。
(個人的な)朗報はここから。「お客さまとの接点の増大マーケティング」として、ヘリテージ・パーツ・プログラムを立ち上げる予定だそうです。内容は、往年の日産スポーツカーの補修部品を再生産! まずは平成元年より販売された、3代目 スカイラインGT-Rから着手するそうです。
また、NISMO代表取締役社長兼CEO&オーテックジャパン代表取締役社長兼CEOの片桐氏は「GT-Rを中心とする日産のパフォーマンスカーの、手に入りにくい生産廃止部品を再生、または再生産」「今年の秋には具体的に」「うまくいけば他の車にも広げていきたい」と発言しています。
ということは!? フェアレディZとシルビアも180SXバリッと仕立てることができるようになる!? 鉄仮面あたりも対象になっていく!?
もしR32 GT-R以後の展開がなかったとしても、これはワクワクするニュースです。昔からドライバーと子供たちをワクワクさせてきた、日産のエキゾチックカーが生き返るかもしれない。エコカーの時代に逆行しているとツッコミされることを覚悟の上でしょう。いままでに1973年式フェアレディZ、1989年式スカイラインGTS-tを所持してきた立場として、その決断。応援します。
・未来感バリバリ。電気自動車「Tesla Model 3」プロトタイプの走行が激写される
・奥様もお子様も納得してくれそうなEVスポーツカー「Tomahawk」
image: ilikewaffles11 / Flickr
source: 日産自動車株式会社 - YouTube
(武者良太)