北朝鮮・平壌で毎朝ながれる不気味すぎる音楽

北朝鮮・平壌で毎朝ながれる不気味すぎる音楽

どんなホラー映画より怖いかも。

色々と話題を振りまいてくれる北朝鮮。本当にミステリーの多い国です。その中でもこれまたミステリー性の高いのが、早朝の平壌に響き渡るブレードランナーの主題歌みたいな音楽。静かな早朝のなか、大音量で不気味な音楽が流れています。こんな朝、圧倒的に嫌です。

毎朝流れるこの曲、名前も不明で、どうして毎日流しているのかもわかりませんが、朝仕事や学校に向かうのにはまったく不向きで不気味な曲です。ウィキペディアによると、これは恐らく「Ten Million Human Bombs for Kim Il Sung(金日成のためなら1千万人の人間爆弾に)」という曲ではないかということです。目覚めから「人間爆弾になりましょう」なんていう曲を聞かなきゃいけないなんて、病みすぎてます。こちらがその人間爆弾の曲です。

アメリカのソーシャルニュースサイトDiggが撮影。

北朝鮮の様子ってあまり簡単には見られないと思いきや、この音楽のかかる平壌の動画はYouTubeで結構簡単に出てきます。偽の動画なのかな?と思ってしまうくらい簡単に出てくるんですが、去年AP通信がこの朝の不気味な音楽について言及しており、ちゃんと本当に平壌の朝の様子みたいです。

また元CIAのヘレン・ルイーズ・ハンター氏の著書「金日成の北朝鮮」で、平壌の朝について書かれています。それによると、平壌のラッシュアワーのピークはなんと朝7時で、「この時間になると朝のエクササイズ音楽が大音量でスピーカーから流れてくるのです」と書かれています。エ、エクササイズ音楽!? 人間爆弾の音楽でエクササイズする北朝鮮の人々。どんな気持ちなんでしょうか。

こちらはProvodnikが公開した別の平壌の音楽のビデオ。

一聞すると、北朝鮮の国歌のように聞こえますが、北朝鮮通ならちょっと違うということがわかるはず。あそこまでの強い感じはないですよね、でもサブリミナルっぽいですけど。オーストラリア人の生物医学工学者Mark Faheyさんという方は、北朝鮮に旅行に行くのが好きだそうで、数年前旅行に行ったときに現地の人にこの音楽について尋ねたときのことがMashableで記事になっていました。

この音楽は朝の6時から日曜を除いて毎日平壌で流れます(上述の時間と差異がありますがどちらが正しいのかは不明)。Faheyさんは一体これが何なのかわからず、現地の人に尋ねてみると、「何の音楽のことですか? 何の話をしているのかわかりません」との返答だったそうです。

怖っ! 怖すぎます。彼らには音楽が聞こえていないのか、もしくはマインドコントロールがされすぎていて、もはや感じることができないのか。どちらにしても不気味さ倍増です……。

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image: Feng Li / Getty Images News / ゲッティ イメージズ
source: Digg, Culture of North Korea - Wikipedia, Associated Press News, Provodnik - YouTube, Mashable

Adam Clark Estes - Gizmodo US[原文
(岩田リョウコ)

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