海藻からできたプルプルな「食べられるボトル」が海の汚染に歯止めをかける

海藻からできたプルプルな「食べられるボトル」が海の汚染に歯止めをかける

さようなら、ペットボトル。

暑い季節にはどうしても手が伸びてしまうペットボトル飲料。手軽に水分補給できて便利な反面、ペットボトルは深刻な地球規模のゴミ問題につながっています。

1 海藻からできたプルプルな「食べられるボトル」が海の汚染に歯止めをかける

(image: Kochneva Tetyana / Shutterstock)

そこで、こんにちは「Ooho!」。

イギリスのイノベーション・デザイン・エンジニアリングというなんともワクワクする名称の修士コース(ロイヤル・カレッジ・オブ・アートとインペリアル・カレッジ・ロンドンが合同で提供)に在籍中だったロドリゴさんとピエールさんと彼らのチームが考え出したエコな発明が注目を集めています。

Ooho!」のウェブサイトによると、コンセプトは食べられる水。ペットボトルというパッケージングがゴミになるのなら、そもそもパッケージングをなくせばいい、という逆転発想です。

では実際どうやって飲み物を持ち運ぶかというと、天然素材で作った薄い膜に包んじゃうんです。The Huffington Postによると、Ooho!は褐藻と呼ばれるコンブのような海藻から抽出したアルギン酸と塩化カルシウムから作られ、食べてもだいじょうぶ。日本では馴染みの深い寒天に似たプルプル感でしょうか。膜を中の飲み物と一緒に食べても、膜に穴を開けて中身を飲むだけでもOK。膜はそのまま捨ててしまっても4週間~6週間ほどで自然に分解するそうです。しかも、製作費がペットボトルよりずっと安い!

いいことずくめな上に、ぷよぷよみたいにとってもキュート。もはや「ボトル」とはいえませんね。このOoho!は2014年に発明されてから「Skipping Rocks Lab」が開発を重ねてきました。今年クラウドファンディングを通じて新たな資金源を開拓したことで、にわかに注目を集めています。

今後は生産を拡大していくそうですが、ぜひとも日本にも来てほしいですね。今から使い方をあれこれ妄想してしまいます。ただ水をいれるだけではもったいない。以下は寒天やゼリーのプルプルなスイーツたちですが、「Ooho!」もこんな風に楽しめそうですね!

2 海藻からできたプルプルな「食べられるボトル」が海の汚染に歯止めをかける

(image: Homu Studio / Shutterstock)

中身を日本酒やカクテルにして桜の花を添えたら、お花見シーズン必須アイテムになりそう。

3 海藻からできたプルプルな「食べられるボトル」が海の汚染に歯止めをかける
(image: triocean / Shutterstock)

バーベキューやキャンプにはエディブルフラワーを閉じ込めれば、よりポップに、華やかに。

4 海藻からできたプルプルな「食べられるボトル」が海の汚染に歯止めをかける

(image: jreika / Shutterstock)

フルーツを細かく切って入れて、フルーツウォーターにも!

海の恵みから生まれたOoho!が、プラスチックゴミを減らして海をきれいにしてくれる。海藻がもたらす好循環が、世界中の海を変えていってくれたら本当にいいことずくめですね。

僕にも地球にも優しい。栄養満点食べられるスプーン、フォーク、お箸
カピカピになった古いパンが、がんを予防?

image: Skipping Rocks Lab, Kochneva Tetyana, Homu Studio, triocean, jreika / Shutterstock.com
source: Skipping Rocks Lab, The Huffington Post
reference: TEDx Talks / YouTube, Skipping Rocks Lab, Wikipedia 1, 2

(山田ちとら)

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