宇宙闘技場でソーとハルクが対決! 映画『ソー:ラグナロク』ティザー予告編を解説

宇宙闘技場でソーとハルクが対決! 映画『ソー:ラグナロク』ティザー予告編を解説

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にも負けない80年代感。

最強のハンマー「ムジョルニア」を手に戦うアスガルドのアベンジャー「ソー」を主人公にした映画シリーズ第3弾『ソー:ラグナロク(原題:Thor:Ragnarok)』のティザー予告編が公開されました。

それでは今回も、予告編から分かるネタをピックアップして簡単に解説していきたいと思います。

こちらはMarvel UKがアップロードした動画。

ソーは映画『ドクター・ストレンジ』のラストでニューヨークに住むストレンジの元を訪れ、弟ロキと共に父オーディンの行方を探していたはずですが、何故か鎖に縛られ「ヘル(Hel)」と思しき地獄めいた場所に送られています。

そして「長い話になるが……」という台詞と共に場面が変わると、ソーはニューヨーク(?)で、「ヘル」の主であるヘラと対峙。『ロード・オブ・ザ・リング』のガラドリエル役でもお馴染みのケイト・ブランシェット演じるヘラは投げつけられたムジョルニアを受け止めただけでなく、粉々に砕いてしまうのでした。

ちなみにヘラはロキの娘なのですが、ロキを演じるトム・ヒドルストンよりもケイト・ブランシェットのほうが年上。そのままの設定で行くのかどうかも気になる所。

ムジョルニアって砕けるの……と思った方も多いかもしれませんが、コミックではぶっ壊される(欠ける)というエピソードは何回かありました。こういうことがあると、コミックのソーはひどく落ち込むキャラなのですが、映画では意外と元気そう?

そして流れるレッド・ツェッペリンの『移民の歌』。ヴァイキングのアメリカ上陸を歌った歌であり、北欧神話がひとつのテーマである『ソー』にぴったり。そして何よりワクワクする曲じゃありませんか!

また0:30秒あたりに登場する特徴的な角のキャラクターもおそらくヘラ。コミックではああいう角のついたマスクをしたキャラクターでしたが、果たしてどのような登場の仕方をするのか。

それに続けて「アスガルドは死んだ……」と語りながら、アスガルドの兵の前に現れるヘラ。そしてアスガルドは爆発炎上! どうやらこれがアスガルドの終末である「ラグナロク」の様子っぽいんですが、これは実際起こることなのか、それともそのビジョンなのか……?

何らかの理由でふっ飛ばされたソーは、謎の惑星に漂着。気さくに話しかけるも捕らえられてしまうのでした。

1:03あたりには長髪になったヘイムダル、1:05にはカール・アーバン演じる新キャラのスカージ、1:08には髪がくるくるになったロキが登場。彼らは一体何をしているのでしょうか……? ともかく新ロキはびっくりするほどカッコイイですね!

そしてエイリアンの闘技場で戦わされる羽目になったソー。トレードマークでもあった長髪はかなりのショートに。その一方でコミックでのトレードマークである羽つきヘルメットを彷彿とさせるヘルメットが登場。今まで映画ではあんまりヘルメットをつけていなかったので、今作ではなるべく被っていて欲しいものです。

そんな彼の前に現れたのはインクレディブル・ハルク!! ソーは『ゴースト・バスターズ』のケヴィンっぽい軽いノリで「奴とは仕事仲間なんだ!」と大喜び。

どうしてハルクがここに……という感じですが、コミックではいろいろあって危険視されたハルクが宇宙に追放され目的地とは違う惑星に漂着し、エイリアンに捕らえられて剣闘士として戦わされるという『プラネット・ハルク』というシリーズがありました。

ビジュアル的にも結構近いものがあり、映画はかなり影響を受けている模様。ちなみに『プラネット・ハルク』でハルクと対決したのはソーではなくシルバー・サーファーで、そのアニメ版ではベータ・レイ・ビルでした。

ベータ・レイ・ビルはエイリアンの作った完全無欠の人造戦士で、偶然出会ったソーを倒すばかりか、ムジョルニアを持ち上げてソーに変身したというキャラクター(注:かつてコミックではソーはハンマーを持ち上げた高潔な心を持つ者が変身するヒーローだった)。

後にその力と高潔さを認められオーディンによってムジョルニアと同じ能力を持つハンマー「ストームブレイカー」を与えられ、宇宙を守るヒーローとなります。個人的には大好きなキャラクターなので、ぜひ登場して欲しい……!

そしてこのシーンで注目なのは、1:38あたりでロキとエイリアンが座っているソファーの後ろ。真っ赤に黄色のラインが入った謎の人物は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でのインフィニティ・ストーンの説明をするシーンにちょっとだけ登場したセレスティアルズの一員っぽいデザイン。

そしてさらにその背後に広がる宇宙的な画は、セレスティアルズを作り上げた伝説的コミックアーティストのジャック・カービーの作品風。

自分はまったく気づきませんでしたが、アートの一部をそのまま使っていることをファンの@Peter_Friesさんが発見しています。

ともかく、ハルクはソーをかつての仲間と認識していないのか殴り合いに発展。2人は果たしてこの危険な惑星から抜け出すことができるのか……そしてこの闘技場の戦いとラグナロクはどうつながっていくのか……ティザー予告編ということで、話の全貌はまったく掴めませんが、ともかく最高に熱い作品になりそうです。

その色彩を含め、シリーズの中でもかなり明るい作品になりそうな今作。80年代を彷彿とさせるダサカッコイイロゴも素敵で、トレイラーに超有名な歌が使われ、色んなエイリアンが出てくるあたりは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』っぽい感じ。

監督のタイカ・ワイティティは今作をかなり自由に作れたと語っており、そういった面でも『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に近いのかもしれません。

ソーが「ファンタジー路線だったのに、すごくSFになった!」と驚く方も多いかもしれませんが、そもそもアスガルド人は異次元世界の住人であり、上記の通りコミックではソーがエイリアンと戦う話はけっこうあるので、カービーのアートへのリスペクトも含め、コミックファンとしては楽しみな展開です。だからこそ、ベータ・レイ・ビルを出して頂きたい!

映画『ソー:ラグナロク』はアメリカで2017年11月3日公開予定。

マイティ・ソーの脳筋論法に世界が思わず納得! 『ソー:ラグナロク』特別映像パート2

image: © 2017 MARVEL via YouTube
source: YouTube, Marvel, Twitter, Google

傭兵ペンギン

あわせて読みたい

powered by