Cool!
かつては自分も10代の若者であったはずなのに、あっと言う間に「若者」のことがわからなくなってしまいました。何が流行ってて、何がヤバくて、何がカワイイのか、もうさっぱり…。ただ、時代の流行を作るのはいつだって若者の仕事。若者にとって何が「クール」なのか、Googleが海外の若者を対象に調査しました。

Googleが調査したのは「ジェネレーションZ」と呼ばれる世代、1990年代中頃から2000年代初頭に生まれた現在13歳から17歳(ジェネレーションZの定義はいくつかあるようで、これはあくまでも米国Googleの定義&調査です)。この世代にとって、最もクールかつ重要なアイテムはやっぱりスマートフォン。調査に協力した1,100人のうち、90.4%がスマートフォンを所持していました。そしてスマートフォンでやることといったら、ソーシャルメディア。しかし、利用目的はシェアするためではなく、コンテンツを見る&繋がるためです。人気が高いのはSnapchatとInstagramで、Facebookの利用も高いものの、コンテンツチェックが主な用途であって、ポストするのはクールではないんですって。

コンテンツと言えば、リアルタイムメディアが必須の世代。ストリーミングサービスはあって当たり前。ストリーミングメディア人気トップ4は、YouTube、Netflix、Spotify、そしてHuluでした。またストリーミングに限らず、10代からクールだと思われているブランド/企業が上のランキング。1位から順に、YouTube、Netflix、Googleです。若者にとってGoogle=検索であり、クールだと感じる理由も、欲しい情報、知りたい情報がすべてそこにあるから。自動運転やGoogleグラスなどのイノベーション、Doodleなどのクリエティブなイメージもクールと感じる理由の1つとなっています。
また、かつて「ナイキ狩り」という言葉が生まれたほどスニーカーに熱狂した若者たちですが、現代も靴はファッションで最も注目されるアイテムだそうです。ただ、クールなブランドランキングではNikeは9位。ランキング上位をテック系がしめているのが、時代を感じさせますね。
ネタ元のグーグルの調査では、この他に、ファッションやセレブ、音楽、ミレニアム世代との比較などにも触れられています。ティーンを少しでも理解したい人、どうぞ熟読ください。
・現代の10代がWindows 95を触ってみると…
・もしもスナップチャットが90年代にあったら
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source: Google
(そうこ)