半透明デザイン復活か…?
Microsoft(マイクロソフト)は開発者向け会議のBuild 2017にて、新デザイン言語「Fluent Design System」を発表しました。以前には「Project Neon」として知られていた本デザイン言語は、今年後半に登場する「Windows 10 Fall Creators Update」に組み込まれる予定です。
こちらはWindowsが公開した、Fluent Design Systemのプロモーション映像。
そしてこちらは、Build 2017 2日目のキーノートの映像です。Fluent Design Systemの紹介は24分36秒ごろから。
MicrosoftはFluent Design Systemの特徴を「Light」「Depth」「Motion」「Material」「Scale」として説明しています。これらのUIシステムを開発者は利用できるのですが、注目すべきは「Windows Vista」のような半透明デザインが組み込まれていること。あれはあれでカッコよかったので、個人的にはぜひ復活してほしいところです。
また、このデザイン言語は2Dだけでなく3Dでも利用可能。動画ではペンデバイスを使って、グリグリグリ〜っと3Dオブジェクトを移動する様子が確認できます。このような操作も「Microsoft HoloLens」や、AcerやHPなど各社から登場する廉価なMRヘッドセットで利用できるのかな〜と思うと、なんとも楽しみです。
Fluent Design SystemはWindowsのシェル(本体)やアプリ、サービスなどに徐々に適応されてきます。使いやすく、そしてカッコイイUIシステムが実現することを楽しみにしたいですね。
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image: Windows - YouTube
source: Microsoft, Windows - YouTube, Channel 9
reference: The Verge
(塚本直樹)