手のひらサイズはもうデカい?
わたしたちが使っているスマートフォンも、昔は無線機のように大きな携帯電話でした。技術が進めばモノはスモール化してゆく。ならば未来のゲーム機は指先サイズほどになってしまう……!?
と、きっとそんなことはないにしても、指先サイズのゲーム機「TinyScreen Video Game Kit」はすでに存在しています。
これはArduino互換の液晶内蔵キット「TINYSCREEN (PROCESSOR, OLED & USB IN ONE)」を使用したキットで、親指の爪ほどの筐体の中に96×64の16bitカラー液晶と、32bit ARMがそれぞれ搭載されているんです。ビジュアルメモリよりも高解像度なんですよ。

この液晶内蔵キットを、同梱されているジョイスティック付きシールドにスタッキングすれば完成。懐かしき『Flappy Bird』のクローンや、『インベーダーゲーム』、『スーパーマリオブラザーズ』などのクローンゲームがプレイできます。正直、虫眼鏡的なサムシングがほしい気持ちはある。
実際の組立てとプレイの様子はこんな感じ。海外では腕時計にしたり、ガワをDIYしたりする人もいるようです。
映像はMuseum of Working Miniaturesより。
「TinyScreen」を開発したTinyCircuits社は、少し前に話題となったミニアーケード筐体「Tiny Arcade」を生みだした会社でもあります。
以下の販売価格は執筆現在のもののため、変更の可能性もあります。くわしくは販売ページでご確認ください。
こうしたガジェカワイイ製品は、自分用じゃなくてプレゼントとしても良い仕事をしてくれそうですね。
Image: Amazon
Source: Amazon 1, 2, YouTube, TinyCircuits
(ヤマダユウス型)