キヤノン「EOS 6D Mark II」登場! 軽量フルサイズ一眼の中に、技術詰め込みまくりの一台
Photo: ささきたかし(ギズモード・ジャパン編集部)

キヤノン「EOS 6D Mark II」登場! 軽量フルサイズ一眼の中に、技術詰め込みまくりの一台

いい意味で裏切られました。

EOS 6D Mark II」がCanon(キヤノン)から発表されました。キヤノンオンラインショップ販売予定価格で、ボディ単体で22万5000円(税別)。発売予定時期は8月上旬です。2014年に発売されたEOS 6Dの後継機で、可動式液晶モニター搭載のフルサイズデジタル一眼レフの中で最軽量の685g(本体のみ)。フルサイズ機の本格的な撮影が可能ながらも手軽に持ち運べるのが魅力です。

EOS 6D Mark IIは、キヤノンのデジタル一眼レフの中での立ち位置としては、ミドルクラス(真ん中)に設定されています。

例年よくあるのが、「前年に発売された上位モデルの機能を移植した、より安価なミドルクラス機の登場」というパターン。今回もそんな感じかなぁ?と思いきやですよ。

「最新技術をこんなにも!?」と思うほどの詰め込みよう、気合の入れよう。キヤノンもフルモデルチェンジと謳ってます。

発売時期が後とはいえ、フラッグシップ機のEOS-1D X Mark IIやEOS 5D Mark IVにも搭載されていない機能もあるのですから! ということで、見ていきましょう、どうぞ。

EOS 6D Mark IIとは?

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Photo: ささきたかし(ギズモード・ジャパン編集部)

約2620万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載。映像エンジンは、キヤノンのフルサイズ機で初搭載となるDIGIC 7。それにより高感度性能が上がり、ISO感度は100〜40000。AF測距点はオールクロス45点。連続撮影速度は秒間6.5コマ。

そしてバリアングル・タッチパネル液晶モニターもキヤノンのフルサイズ機で初。ローアングルにハイアングルに、軽さを活かした柔軟な撮影に期待できますね。拡大ライブビュー撮影もデュアルピクセルCMOSセンサーにより、AFが高速化。シビアなピント合わせにはありがたいところ。

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Photo: ささきたかし(ギズモード・ジャパン編集部)

スチルだけじゃなく、ムービー性能も上げてきてます。ジャイロセンサーを活用した「動画電子IS機能」により、レンズの光学手ブレ補正機能との組み合わせで強力な手ブレ補正を実現しています。そして、風の影響で発生する雑音を低減する「ウインドカットAUTO」も付いています。

また、4Kタイムラプス動画撮影機能も、フルサイズ機で初。後から動画編集ソフトでやればいい?っていう声も聞こえてきそうですが、そんな手間かけないで済むならありがたいじゃないですか。

もはや前モデルの「EOS 6D」と比べるのが本当にごめんなさいという感じの進化っぷりですが、一応変更点は以下のとおり。

(左:EOS 6D Mark II、右:EOS 6D)

画素数:2620万画素 ← 2020万画素
映像エンジン:DIGIC 7 ← DIGIC 5
ISO感度:ISO100〜40000 ← ISO100〜25600
AF測距点:45点(オールクロス) ← 11点(クロス中央1点)
連続撮影速度:最高約6.5コマ/秒 ← 最高約4.5コマ/秒
ライブビューAF:デュアルピクセルCMOS AF ← コントラストAF
バリアングル・タッチパネル:あり ← なし
動画撮影画質:フルHD 60p ← フルHD30p
無線通信機能:Wi-Fi/NFC/BLE対応 ← Wi-Fi
重量(本体のみ):685g ← 680g

うん、フルモデルチェンジ!

EOS 6D Mark IIのいいところ

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Photo: ささきたかし(ギズモード・ジャパン編集部)

挙げたらキリがないです。それほどいいカメラです。基本的には何のストレスもなく使えます。ご飯や人物、景色、少々暗いところ、なんでもござれ。デジタル一眼レフにとって、重量は非常にネックですが、それを685gまで抑えられた上に、最新映像エンジン搭載で高感度に強く、AF性能もアップ。これ以上を求めるのはプロか贅沢です。

そして地味な部分ですが、前モデルの6D使用者のぼく的にツボだった進化ポイントは、ホワイトバランスに「オート(ホワイト優先)」ができたところ、ビューファインダー内に「電子水準器」が表示可能なところ、そして電源OFFで露出補正が解除されるところです。あとフリッカーレス撮影もできます。こういった細かい部分にも気が使われています。

EOS 6D Mark IIの残念なところ

世界最軽量のフルサイズデジタル一眼として登場したEOS 6Dと比べて、5gとはいえ重量が増えてしまったのは残念です。軽量のフルサイズデジタル一眼という立ち位置は、小型のミラーレス機が隆盛を極める今、相当な強みです。しかし、今回の5g増量により、その立ち位置が少しブレてしまうのではないか。そこは気がかりなところです。

もう一つが4K動画撮影機能がないところ。NIKON(ニコン)のミドルクラス機「D7500」にも搭載されていたのに…。まあ日常生活で4Kで動画を撮る?と聞かれたら、データ管理が大変なのでNOって感じですし、そこまでハイクオリティでダイナミックな映像を求める人は、きっと上位機種を買う、ということなのでしょう。

EOS 6D Mark IIはどんな人に良さそう?

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Photo: ささきたかし(ギズモード・ジャパン編集部)

軽量(もちろんミラーレス機には負けますが)ですから、フルサイズを活かして広角で街の景色を撮りたい、なんてシーンにはぴったりです。すでにキヤノンのレンズ資産があるというひとには、ぜひ触ってほしい一台です。

ただ、少々値段が貼るので、デジタル一眼レフデビューの人にはハードルが高いです。ボディだけで20万円オーバー。レンズを入れたら30万円近くなります。なので、すでにエントリークラスを使いこなしてきたひとのステップアップやEOS-1D X Mark IIやEOS 5D Mark IVの重みにストレスを感じているひとにおすすめです。

EOS 6D Mark IIはフルサイズデジタル一眼レフの急先鋒

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Photo: ささきたかし(ギズモード・ジャパン編集部)

「キヤノンは相当気合を入れてきたな。」

というのが第一印象。フルサイズデジタル一眼レフの中では、性能は申し分ないし、軽い。今後フルサイズ機の購入を検討している人にとって、必ずや候補にあがるであろう、そんな一台です。

でもいまはミラーレスの時代に片足を突っ込みつつあります。SONY(ソニー)のミラーレス一眼が猛威を奮い、軽いしスペックはモンスター級。ニュースが出る度に気になっちゃう。

それでもデジタル一眼レフカメラの良さってあるとおもうんですよね。やっぱりまだ電子ビューファインダーには慣れないですし。といいつつも、キヤノンからフルサイズのミラーレス一眼が出るなんて日には、お財布と相談をしはじめそうですが。

EOS 6D Mark IIは、キットレンズも販売されます。「EOS 6D Mark II・EF24-70 F4L IS USM レンズキット」が32万7000円(税別)、「EOS 6D Mark II・EF24-105 IS STM レンズキット」が26万9000円(税別)ともにキヤノンオンライン ショップ販売予定価格です。

Photo: ささきたかし(ギズモード・ジャパン編集部)

Source: キヤノンマーケティングジャパン

(ささきたかし)

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