自分で発電し、ついて来る賢いじゃがいもペット。その最期が切ない…
Image: Marek Baczynski/YouTube

自分で発電し、ついて来る賢いじゃがいもペット。その最期が切ない…

子供の頃、誰だって一度は願ったことがあるはずです。「じゃがいもをペットにしたいなぁ~」

その夢、天才エンジニアがついに叶えてくれました! 彼の名はMarek Baczynski。彼はじゃがいもに含まれるリン酸を電解質として、電気を生じさせました。自由研究のド定番である「レモン電池」と同じ要領ですね。その電気をバッテリーに貯め、2つのモーターを動かす仕組みです。

Video: Marek Baczynski/YouTube

Pontus」と名付けられた(ポイントカードみたいな名前ですが関係ないです)その大発明は、15分ほどお芋パワーを貯め、8cmほど動きます。つまり丸一日かけて進む距離は7.5mくらい。ぜんぜん進まないじゃないかって? じゃがいもは温厚で大人しい性格なんです!

顔のパーツを取り付ければディズニー映画にも抜擢されそうなPontus。すでに多くの方々は喉から手が出るほど欲しくなってますよね。え? ただまっすぐ進むだけのじゃがいもなんていらないですって? Pontusを見くびってはいけません。

MarekはPontusが牛や鶏のように(家畜ではなくあくまでペットとしてですよ?)動く自由を与えました。そう、Pontusは自身で進む道を選ぶことができるんです! Marekは方向転換用のタイヤと、方向を選ぶスクリプトをかいたコントロールボードをPontusにプレゼントしました。最初は混乱したようにグルグルと回るだけでしたが、しばらくすると日光に向かって進んだり、ご主人の後をついていったりするようになりました。まぁ、なんてかしこいんでしょう!

エサも散歩もトイレもいらない理想のペット、Pontus。猫やカラスは寿命を悟ると自ら隠れるそうですが、Pontusの最期は比べ物にならないくらい切なく、合理的です。先の動画は、Pontusがオーブンの中に飛び込み、ご主人に80kcalほどの置き土産をしていくシーンで終わります。ちなみに実際は、実験後のじゃがいもには亜鉛イオンが含まれており、食べると体に毒なので真似しないでください!

そういえば、じゃがいもは茹でると抵抗が減ってエネルギーを作りやすいらしいです。Pontusが煮崩れしない程度に茹でておくと、よりアグレッシブになるかもしれません。

編集部追記(7/3 20:12): 記事を修正いたしました。

Image: shutterstock, YouTube
Source: YouTube via Likecool

Andrew Liszewski - Gizmodo SPLOID[原文
(瀧川丈太朗)

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