本日のApple(アップル)の開発者会議「WWDC 2017」で発表されたmacOSの要点をサクッと1分でいくよ~。
1. 名前は「High Sierra」シエラ山脈が高いシエラ山脈になりました。
2. トラックをブロックアマゾンでたまさか検索した恥ずかしいモノたちがどのウェブを開いても影法師のように追いかけてくる現象が止まります。
3. 自動再生をブロックこれで「助けてください!!! エロいサイトをネットサーフィンしていたら自動再生されるウインドウが消えません!」なんて知恵袋で叫ぶこともなくなりますね。
4. H.265/HEVCがくるよ動画が高速に。
5. Safariが高速にJavaScriptはなんと80%スピードアップ!
6. 純正アプリが高速に「Mail」は起動中に使うディスク容量が35%減り、バックグラウンド処理でモサッとなることも減ります。みんなGmailだと思うけど、仕事でMailの人には朗報ですね。「Photos」もサイドバー常設+顔認識+タグ性能アップで使いやすくなりました。写真編集もAdobe Photoshopにだいぶ近づいてます。プロは使わないにしても一般の人はこれで十分な感じ。
7. Apple File System (APFS)もくるよHierarchical File System (HFS)にいよいよ交代です。これはドライバ、フォルダ、ファイルの表示形式のこと。Appleによると旧来のHFSの問題を解決したほか、flashやSSDにも最適化してるのだそう。デモではフォルダ内の動画を一発コピーしてオオ~ッとなりました。これまで1分ぐらいかかってた半ダース分の写真コピーも1瞬です!
8. Metal for VR登場。もう「MacでVRは無理」とは言わせない!
そして最後がVR! 今回のWWDCはVRとARオシでしたけど、macOSにも仮想現実(VR)がやってきます。提携先はSteam、Unity、Unreal。
VRと言えばFacebookのOculusが昨年、出荷直前にMacサポート打ち切りを発表したのは有名な話ですけれど、くっそーとなったんでしょう。「MacはハイエンドのVRヘッドセットでは使い物にならない」という軛(くびき)から脱却を図ります。High Sierra、一般リリースは秋。
Image: Apple
Source: Apple, Yahoo
Michael Nunez - Gizmodo US[原文]
(satomi)