大きな史実のほとんどに介入しているようです。
最終予告編が公開された、映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』。本作では"人類の歴史の影にトランスフォーマーあり"という話が描かれるようで、アーサー王伝説や幕末の侍、ナチとの戦いといった戦史にも関わりがあるオートボッツの姿が見られそうです。
そこでio9では、『トランスフォーマー』シリーズで確認できるイメージから歴史を調べ、いかにトランスフォーマーたちが人間、いや地球の歴史と関わってきたのかを突き止めました。年表形式で見ていきましょう。
・6500万年前:エイリアン種族がロボットに変形する恐竜を爆弾として地上に何発も投下。(『トランスフォーマー/ロストエイジ』 )
・紀元前17000年頃:先史時代人たちの前に現れる。(『トランスフォーマー/リベンジ』)
・紀元前2560年頃:エジプトでギザのピラミッドが完成。そこにマトリクスが隠される。(『トランスフォーマー/リベンジ』)
・紀元前27年~西暦395年:確証がないものの、ここはローマ帝国が始まった年からローマが東西に分断された歴史上重要な時代。古代ローマにオートボッツが関与していても、何ら不思議はないと考えられる。
・5世紀後半:アーサー王および円卓の騎士との関わりが描かれる。(『トランスフォーマー/最後の騎士王』)
・1066年:バイユーのタペストリーに、イングランドであったヘイスティングズの戦いの様子が描かれている。(『トランスフォーマー/最後の騎士王』)
・1562年~1563年:ピーテル・ブリューゲルの名画『死の勝利』にもトランスフォーマーが描かれている。(『トランスフォーマー/最後の騎士王』)
・1776年:アメリカ合衆国の独立が描かれた絵画にも登場。(『トランスフォーマー/最後の騎士王』
・およそ1800年代後半:侍型のトランスフォーマーが写真の中にいる。(『トランスフォーマー/最後の騎士王』)
・1860年代:エイブラハム・リンカーン元アメリカ合衆国大統領の肖像画があることから、南北戦争にも参加していた可能性が示唆される。(『トランスフォーマー/最後の騎士王』)
・1883年:インドネシアの火山クラカタウが大噴火する真横にも巨大なメガトロンらしき姿が描かれている。(『トランスフォーマー/最後の騎士王』)
・1895年:アーチボルト・ウィトウィッキーにより、北極圏で氷漬けになったメガトロンとオールスパークが発見される。(『トランスフォーマー』)
・1903年:ザ・ウィトウィッカンズの集合写真に写るオートボットが確認される(『トランスフォーマー/最後の騎士王』)
・1914年~1918年:第一次世界大戦でも暗躍(『トランスフォーマー/最後の騎士王』)
・1939年~1945年:第二次世界大戦関連のイメージも壁面に並び、バンブルビーがナチと戦うシーンもある(『トランスフォーマー/最後の騎士王』)
・1961年:NASAの月面探査中にサイバトロンの巨大船が月に衝突。(トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン)
このようにトランスフォーマーの歴史では、恐竜絶滅の白亜紀末期頃からはじまり、以降人間が起こした大きなイベントにことごとく関わっていることがわかりました。
上記年表の多くは、Michael Bay Dot Comが公開した60秒の予告編『Transformers The Last Knight “Secret History”』にて確認することができます。改めてどうぞ。
南北戦争は奴隷解放の賛成/反対派による戦いでした。もしやオートボッツたちが奴隷解放の手助けをしたのでしょうか? 00:28では黒人政治家フレデリック・ダグラスの写真も映ることから、この線は濃厚と思われます。
アーチボルトは、00:09で画面中央のアインシュタイン(らしき人物)の右隣にある「エクスプローラーズ・マガジン」の表紙に登場しています。そしてザ・ウィトウィッカンズは、その名称からのサムや彼のご先祖様アーチボルドといったウィトウィッキー家と深い関係がありそうです。もしかすると、予告編で語るアンソニー・ホプキンスはこの組織のメンバーなのかもしれません。
クラカタウの大噴火は自然災害ですが、これにどう関与していたのか不思議ですよね。新作の劇中ではエクスカリバーが登場するようですが、聖杯はどうなるのか?などなど考えると疑問は尽きません。
マイケル・ベイ最後のトランスフォーマー監督作品と噂される『トランスフォーマー/最後の騎士王』は、2017年8月に全国公開です。
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