App Storeで一部「広告ブロックアプリ」が更新できず。これからはコンテンツブロッカーを使いましょう
Image: ymgerman/Shutterstock.com

App Storeで一部「広告ブロックアプリ」が更新できず。これからはコンテンツブロッカーを使いましょう

個人的にはコンテンツブロッカーで十分です。

終わることなき、スマートフォンユーザーと広告の戦い。その現状に、ちょっとした変化があったようです。9to5Macに届いたアプリ開発者からの情報によると、iOS上で動作する「広告ブロックアプリ」の一部が更新を拒否されたというのです。

同サイトによると、たとえば有名広告ブロックアプリの「Adblock」や「Weblock」がアプリの更新を拒否されています。これらのアプリは、VPN接続を利用してWebページに表示される広告だけでなく、ほかのアプリに表示される広告までもブロックする機能があります。そして拒否された理由は、「開発者ガイドライン4.2」に違反しているというもの。ガイドライン4.2.1は以下の内容となっております。

4.2.1 アプリケーションではその用途に合ったAPIおよびフレームワークを使用し、アプリケーションの説明に記載してください。たとえば、HomeKitフレームワークではホームオートメーションサービスを提供する必要があります。HealthKitは健康とフィットネスの目的で使用され、ヘルスケアアプリケーションで使用される必要があります。

今回のケースでは、広告ブロックにVPNを使うことが、Appleの考えるVPNの「用途」に合わなかったわけですね。

このガイドラインについてインターネット上では「うわ、Appleがポリシーを変更したのか?」との憶測が登場。しかし、Appleはこの推測を否定しています。9to5Macに掲載されたAppleの声明によれば、「これは新しいガイドラインではない。我々は他のアプリの動作やパフォーマンスを妨げるアプリの動作を許可したことはこれまでもない」とのこと。確かに、これらの広告ブロッカーがほかのアプリの広告をブロックすると、相手の開発者に悪影響が及びます。今後これらのアプリは更新されずに、消えてゆく運命にあるのでしょうか?

ただし2015年に登場したiOS 9からは、Webページの不要な広告をブロックできる「コンテンツブロッカー」アプリが、Safariで正式に対応しています。そして今回のアプリの更新拒否は、コンテンツブロッカーアプリには影響しません。Appleとしても、広告をブロックするならコンテンツブロッカーを使ってね、ということなんでしょうね。

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Source: 9to5Mac, Apple Developer

(塚本直樹)

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