サンディエゴで開催されたアメリカ最大級のコミックの祭典『コミコン・インターナショナル 2017』の会場で、DCコミックスの最新作『ジャスティス・リーグ』の新たな映像がついに公開となりました!
こちらはWarner Bros. Picturesがアップロードした動画。
美術館で働くスーパーヒーロー、ワンダー・ウーマンが悪党に捕われた子どもたちを救出! 同僚(?)の「週末はどうだった?」という質問に、「特に面白いことはありませんよ」と答える辺りが楽しい。
一方、そんなワンダーウーマンの故郷セミッシラには別世界から全身に鎧を纏った男が到来。おそらくこれが今作のヴィランであると目される「ステッペンウルフ」なのでしょう。
ステッペンウルフはコミックでは、全宇宙を支配し自由意志を奪わんとするDC最強のヴィラン「ダークサイド」の手下の一人。こいつが出てくるということは、いずれダークサイドも出てくるはず……!
気になるのは彼が「ここには守り手がいない。ランタンもいなければ、クリプトン人もいないのだ。他と同じく、この世界もまた滅びることだろう」と言っているところ。
DCの宇宙の守護者であり、ヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」の常連である「グリーン・ランタン」がついに劇中で言及されることになるのかも。一応映画化も決まっていますが、そのヒントが今作の中で明らかにされるのでしょうか……!?
バットマンの執事アルフレッドの「ぜんまい仕掛けのペンギン爆弾が脅威だった時代が懐かしいですな」とか、フラッシュの「彼らなら、いきなり消えたよ。なんか失礼だよね」といったとにかく楽しいセリフがいっぱい。かつてはDCコミックスの映画は超シリアス路線で行くと言われていましたが、今作はかなりコミカルなシーンも挟んでくるようです。
しかし、ザック・スナイダー監督によるやり過ぎぐらいな超スペクタクルは健在。実生活ではサーファーでもあるジェイソン・モモアが演じるアクアマンが敵でサーフィンしてビルをぶっ壊すのとか、最高にもほどがあるってもんですよ!
ただ残念なことに、娘さんが亡くなった関係でザック・スナイダー監督は今作を撮り終えたところで降板。ポスト・プロダクションは『アベンジャーズ』の監督、ジョス・ウェドンが担当しています。
DCコミックスの映画が今後がどうなっていくのかはちょっと心配ではありますが、MCUを長いこと支えてきたジョス・ウェドンが色々引き継いでくれるならきっと大丈夫でしょう!
そして最後にアルフレッドが謎の人物に「旦那様はあなたが来るとおっしゃっていました。手遅れじゃなければいいのですがが……」と話しかけていますが、これはもう前作で死亡したかに見えたスーパーマンが復活するということなのでしょう……一体どうやって復活してくるのかも楽しみですね!
映画『ジャスティス・リーグ』は2017年11月23日公開予定! これから日本では『ワンダーウーマン』が2017年8月25日に公開されるので、まず先にこちらを観て、ワンダー・ウーマンの過去を知っておくとより映画を深く楽しめることでしょう……!!
・美しくたくましいDC最強ヒーロー『ワンダーウーマン』の映像化の歴史
Image: (C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC via YouTube
Source: YouTube via io9, 映画『ジャスティス・リーグ』オフィシャルサイト
(傭兵ペンギン)