先日カルフォルニアで行われたディズニーイベント「D23EXPO 2017」で初公開された『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』特別映像の日本版が登場しました! 『フォースの覚醒』よりもシリアスそうな内容ですが、愛くるしさたっぷりのクリーチャーやその舞台裏、故キャリー・フィッシャーの姿、撮影の合間の楽しげな姿など、アクションも爆発もドラマもたっぷり、見所満載です。
動画はディズニー・スタジオ公式より。
「3、2、1、アクション」のかけ声で始まる特別映像。シリーズ通しで出演するC-3PO役のアンソニー・ダニエルズは「エピソード8だなんてすごいね、最初の作品には数字も付いていなかったのに」(1977年の公開当初は「エピソード」表記は存在しなかった)と、感慨深そうに語っています。
また、『フォースの覚醒』に関して自分で考えたストーリー展開を語ったこともあるルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルですらも想像できなかったという、予想外のストーリー展開になるというのも気になりますね。
主役級キャラは当然のことながら、マズ・カナタ役のルピタ・ニョンゴやハックス将軍役のドーナル・グリーソン、キャプテン・ファズマ役のグェンドリン・クリスティーなど、前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で登場した脇役たちも動画に写っています。他にもローラ・ダーン、ケリー・マリー・トラン、ベネチオ・デル・トロらが演じる新たに登場するキャラクターたちも写っていますね。
そしてエビ柄セーターのライアン監督も良いですが、新しいクリーチャーたちにもワクワク、キュンキュンしちゃいます。1:08の『人喰いの大鷲トリコ』っぽいものや、光ファイバーでできた狐みたいな生物のアニマトロニクス、1:45の『ミュータント・タートルズ』(1990年の実写版映画)みたいなものとか、2:07のオットセイとペンギンの合体したような新キャラ「ポーグ」などなど。前作の時にはロボットトイ(最近では『カーズ』のマックイーンや『スパイダーマン』のトイ)で知られるSphero社からかなり完成度の高いBB-8のロボットトイが販売されましたが、今度も精巧に動くクリーチャーのトイが出てくれないか、期待したいですね。
動画の終盤には『フォースの覚醒』にも出演し、先日は「スター・ウォーズ・セレブレーション」のイベントで母であるキャリー・フィッシャーの追悼動画のプレゼンターとして登場した、
ビリー・ラードの横顔も写っています。その後登場するキャリー・フィッシャーの「これは家族の物語」だというコメントも、なんだかジンときますね。
最後にはアクバー提督が名台詞「It's a trap!」(これは罠だ!)の言い換えで「It's a wrap!」(これで撮影終了だ!)と閉めてくれました。
トップ画像のティザーポスターでは、表情が完全には見えない状態の各キャラクターたちが赤い衣装をまとっています。『スター・ウォーズ』で赤といえばシスの使うライトセーバーの色(なぜダークサイド側のライトセーバーの色が赤なのかは昨年正史が更新されて理由もあります)とか、旧三部作に登場した皇帝のロイヤルガードを思い起こさせる事が多いですが、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』でルーク・スカイウォーカーが所属するXウィング隊も「レッド中隊」でした。
また、動画にはケリー・マリー・トラン演じるキャラクターとジョン・ボイエガ演じるフィンがファースト・オーダーのユニフォームを着ているシーンも写っていますが(なんだか『ローグ・ワン』を連想させますね)、今年2月に報じられていたストーリーの一部はやっぱり本当だったのでしょうか。12月15日の日本公開まで待ちきれませんね!
・レイとBB-8が主人公の『スター・ウォーズ』公式アニメが公開!『フォースの覚醒』では描かれなかった姿が明らかに
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(abcxyz)