ピタゴラスイッチが好きな人は50分たっぷり楽しめます。
レゴで作った自動ボール運搬構造、「GBC」こと「Great Ball Contraption」。昔からギズモード・ジャパンをご覧の方なら、なんのことか、おわかりだと思いますが、レゴを使ったルーブ・ゴールドバーグ・マシンを想像していただければ大体合ってます。
そんな「GBC」ですが、レゴ専門YouTubeチャンネルのBeyond the Brickが「Brickworld Chicago 2017」で公開された世界最大の「GBC」を紹介しています。
動画はBeyond the Brickより。
通過したボールをカウントする部分、ボール打ち上げ機、らせん状エレベーター、巨大な観覧車、「バケット掘削機」セットを組み込んだ構造、電車、バイナリカウンター・・・200以上の多種多様なモジュールが組み合わさってボールを運びまくっています。巨大な構造物だけあって、うまくいかない部分があったり、動かしている最中に直したり、イベント当日はモーターが焼けたりする問題もあったようです。
子どもがよく見れるようにテーブルが低くなっている部分があったり、来場者がコントロールできるリモコンブルドーザーがあったりと、誰もが楽しめるさまざまな工夫がなされています。なお、時々言及される「アキユキ・なんとかかんとか」というのはギズモード・ジャパンで以前にご紹介している島根の天才、川口景之さん考案のGBCモジュールのことです。
各モジュールの説明をしているのはTom Atkinsonさん。彼が子供時代から所有しているという60年代のSamsonite社製レゴギアが紹介されたり、組み立てに20時間かかるレゴテクニックの42055こと「バケット掘削機」が、その機構からGBCコミュニティーには「おお、GBCモジュールじゃん!」と受け入れられたといった説明が聞けるのは興味深いですね。50分以上あるこの動画を見終わる頃には、レゴでGBCモジュールを作ってみたくなっちゃうかも?
・レゴ『マインクラフト』の巨大セット「山の洞窟」が登場。トロッコもエレベーターもトーチも!
(abcxyz)