映画『第9地区』監督の新プロジェクト「Oats Studios」からSci-Fiショート『Zygote』が公開
Image: Oats Studios/YouTube

映画『第9地区』監督の新プロジェクト「Oats Studios」からSci-Fiショート『Zygote』が公開

筆者が最近どハマり中で公開を何よりも楽しみにしているニール・ブロムカンプ監督の新プロジェクト「Oats Studios」から、ダコタ・ファニング主演のショート『Zygote』が公開されました!

日本語字幕対応なので、字幕オンにして早速お楽しみ下さい。あ、以前公開された『Firebase』ほどでないにせよ、今回もグロ描写があるので閲覧注意ですよ。

Video: Oats Studios/YouTube

動画はOats Studiosより。

今回の舞台は北極の鉱山事業所。98人いた作業員のほとんどが死に、生存者はたったの2人。ひとりは死ぬために存在している「カナリア級合成体」のバークリー(演:ダコタ・ファニング)で、もうひとりは、見てはいけない光を目にしたので自ら目をくりぬいたクイン。彼はここに存在するクリーチャーのことを詳しく知っているようです。

食料が乏しいため、別棟に移動することを提案するクイン。道中、クリーチャーに襲われた時のことを考えてバークリーに銃の扱いを教えます。そして吹雪の中、少しでも安全な地を求めて歩むふたり。

案の定、行く手を阻むクリーチャー。人間をぐちゃぐちゃに切ってつなげたような「合成体」で、クインによると合成されている人間の知識を吸収するそうです。そのため、クインが取り込まれてしまえば頼みの綱である貯蔵庫のことも知られてしまいます。食堂で追い込まれたクインは逃げ延びることはできないと覚悟を決めて、指紋認証セキュリティロックを開けるために自らの指を切り落とし、バークリーに最後の望みを託して、になります。

指を受け取り、合成体の攻撃を受けながらもどうにか逃げるバークリー。途中、合成体の原型らしき死体を見つけたり、すんでのところでかわしたりしながら、いざドアを開けようとクインの指紋を使うもセキュリティは解除されず。

そこで追ってきた合成体を銃で倒し、腕を切り落としてどうにかロックを解除。バークリーはクリーチャー完全復活の間際に重い扉を閉めてどうにか身の安全を確保できたようですが、食料もなく、ドアの外にはあらゆる知識を吸収した合成体。

果たして彼女は無事に逃げることができるのでしょうかーー

愛らしい外見の中にすこし大人びた表情をチラ見させる子役の印象が強かったダコタ・ファニングが強い女に大変身。『エイリアン』と『遊星からの物体X』にインスピレーションを受けているようですが、筆者的にはクリーチャーが吸血鬼漫画『彼岸島』の亡者に見えてしまいました(ポンの最後は悲しかった…)。

それにしても、Oats Studiosは相変わらずいいコンテンツ作りますね。YouTubeのコメント欄には、素晴らしい作品をこれからも作り続けて欲しいという気持ちから、特典のアセットやスクリプトには興味がなくてもDLCを購入しているというファンの書き込みが多く見られました。以前The Vergeが掲載したブロムカンプ監督のインタビュー記事によると、「売り上げは上々」とのことなので、今後はこういった公開方法が増えてくるのかもしれませんね。

映画『第9地区』監督によるプロジェクト「Oats Studios」から『Cooking with Bill』シリーズが3本まとめて公開

Image: Oats Studios/YouTube
Source: Oats Studios/YouTube

中川真知子

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