Netflixオリジナル映画『オクジャ/okja』を見た人のビフォーアフター。友達か食材か?
Image: (c) Netflix. All Rights Reserved. via Netflix/Facebook

Netflixオリジナル映画『オクジャ/okja』を見た人のビフォーアフター。友達か食材か?

近年稀に見るメッセージ性の高さを誇る工場生産型畜産反対映画『オクジャ/okja』から、鑑賞前鑑賞後の人の生活の違いを描いた動画が公開されました。

ちなみに映画の内容は映し出していませんがネタバレ注意です。

Source: Netflix/Facebook

動画はNetflixの公式Facebookページより。

『オクジャ』の鑑賞前は何気なく手にとっていた豚肉の加工製品。鑑賞後は涙無くして見れない加工食品。ショッピングがこうもエモーショナルなものになってしまうとは誰が予想できたでしょうか…。

実はこの動画、「動物の倫理的扱いを求める人々の会」(通称PETA)がFacebookで「いいね!」をして筆者のところに流れて来たんです。

PETAは肉食全般を否定し、ベジタリアンやビーガンになることを推奨しています。そのために食肉がいかに非人道的忌むべき文化であり、健康面でも問題があるかということを世間に訴えてきました。

そのキャンペーンは多岐にわたり、過激なパフォーマンスの数々は紙面を飾ることも珍しくありません。潜入取材やドキュメンタリー映像制作にも力を入れています。もちろん、どれも見た人を涙させ、生活習慣を変えさせるに十分なインパクトをもつものばかりですが、筆者はありのままを写したPETAのドキュメンタリーより、『オクジャ』のほうがよりはるかに効果的かつ持続的だろうと思いました(なぜか、というのは具体的なネタバレになってしまうのであえて触れません)。

先日行なわれたポン・ジュノ監督のインタビューによると、「(『オクジャ』は)肉食そのものへ反対しているわけではなく、資本主義による利潤を目的とした工場生産式の畜産などについて批判」していて、むしろ食肉に関しては「命を受け継ぐ」神聖なものと捉えているようです。

確かに、本作は「食肉ダメ、絶対」というメッセージは一切見受けられません。また「工場生産式の畜産への批判」と言っても、食肉工場で働く人たちにとっては生活を支えるための大切な仕事であるということも語られており、反対の姿勢をとりつつも、立場が変われば善悪も変わる『もののけ姫』理論で描かれているのがわかります。その辺りを食肉反対派のPETAがどう捉えているのか気になっていましたが、Facebookで「いいね!」するあたり、好意的なようですね。

映画『オクジャ/okja』ポン・ジュノ監督&主演のアン・ソヒョンにインタビュー:「日常で目にしない生命体をスクリーンで見る経験そのものに不思議な魅力がある」

Image: (c) Netflix. All Rights Reserved. via Facebook
Source: Facebook

中川真知子

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