エネルギーを再利用。最小限のエネルギーで登り降りするための階段
Image: Georgia Tech / YouTube

エネルギーを再利用。最小限のエネルギーで登り降りするための階段

エスカレーターとは、また違う楽チンさ。

エレベーターやエスカレーターがあるのが当たり前の現代では、ちょっと階段を見ると「うへぇぇ」という声が漏れてしまいます。しかし、その「うへぇぇ」が軽減されるのがこれ、ジョージア工科大学とエモリー大学が行動開発中の階段。

PLOS ONEにて発表されたのは、エネルギーを再利用するという階段です。エネルギーの再利用とは、階段を踏み込む時のエネルギーをため、足を離した時にそのエネルギーを解放することでサポートするというもの。一見は百聞にしかず、まずは動画を見てください。

Video: Georgia Tech / YouTube

ははーん。なるほど。階段なんだけど、平地を行くような。下に降りているけれど、バネの利いた台を踏むような。登り降りの一連の動作の中で、よっこらしょっと言いたくなるパートを手助けする作りとなっています。

階段には圧力センサーが仕掛けてあり、登る時は、圧力を感じるとその1段下の板を押し上げています。そうすることで、後方の足を持ち上げる人間の力が少なくてすむというわけ。下りでは26%、上りでは37%体への負担を軽減します。

このエネルギー再生階段のいいところは、既存の階段にも取り付けることができるということ。エスカレーターやエレベーターを設置するよりも安価な上、スペースを取らないことも大きな利点。現段階では、商業利用については触れられていませんが、大変大きな利用価値があると思います。車椅子やベビーカーは使えませんが、登れなくはないが階段はキツいという人(個人差はあるものの、妊婦さんや膝が痛む人)の助けにはなります。駅でよく見かける、エレベーター渋滞の軽減にも繋がりますよね。そうしているうちに、テクノロジによって人の心に余裕が生まれるのであります。

Image & Video: Georgia Tech / YouTube
Source: Georgia Tech via New Atlas
Reference: PLOS One

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文
(そうこ)

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