AIアシスタント業界にも少しずつ調和の流れが!
現在AIアシスタントの中心は、Google(グーグル)の「Google Assistant」、Aamazon(アマゾン)の「Alexa」、Microsoft(マイクロソフト)の「Cortana」、そしてApple(アップル)の「Siri」でしょう。SiriとAlexaが結ばれたり、SiriとGoogle Assistantが結ばれたり(どちらも片思いですが...)と、少しずつ双方の歩み寄りが見え始めている今日この頃、次はAlexaとCortanaが結ばれましたよ!
Microsoftの公式発表ページによると、今年の後半より、Windows 10搭載PCのCortana上でAlexaを呼び出し、Alexa独自のスキルを利用することができるようになるようです。もちろん、その逆も同じで、Alexa対応デバイス上でCortanaを利用することも可能。しかも、将来的にはAndroid OS/iOS上でもAlexaとCortanaの連携を利用できるようになるんです!
Alexaの強みは、オンラインショッピングを含むその圧倒的なスキルの数にありますし、Cortanaの強みはOffice 365との高い親和性にあるでしょう。これらを両AI上で利用できるようになるというのは、前例をはるかに超える融合であるはずです。これでようやく、痒い所に手が届くようになったといえるかもしれませんね。
ただ、あくまで「ゲスト」という存在なので、呼び出すときには「Hey、Cortana。Alexaを起動して」と、1クッション挟むことになるのでご注意を。この近いようで、遠い関係にグッとくるものがありませんか?
ただ、もし将来iPhone上のAlexaアプリでCortanaを呼んだら、形式的にはAlexa、Cortana、Siriのお三方が一つ屋根の下で肩を並べることになるんでよね...。いや、まぁ想像の世界ですけど、なんともすごい構図。
そして、いつになったらSiriちゃんは心を開いてくれるのでしょうか...。
Image: ©Microsoft 2017 via Microsoft
Source: Microsoft via The Verge
(Doga)