こんなに沢山!? 映画『エイリアン:コヴェナント』が参考にしたアートの数々
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こんなに沢山!? 映画『エイリアン:コヴェナント』が参考にしたアートの数々

この映画は芸術作品として鑑賞するべきです。

映画『エイリアン』の前日譚にして『プロメテウス』の続編『エイリアン:コヴェナント』。これまでにもレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』を模したシーンや、ポスターがロダンの『地獄の門』のようだったり、何かと本作は美術の名作からインスパイアされたであろうことをお伝えしてきました。

ですが実は、劇中のシーンにはまだまだ数え切れないほどのオマージュが潜んでいたのです。本作が参考にしたアートの数々を実際のシーンと比較した動画をご覧ください。なお、ネタバレとグロいシーンにご注意

Video: HERROZZY/Vimeo

特にミルトンの『失楽園』とダンテの『神曲』に載った、ジョン・マーティンとギュスターヴ・ドレによる挿絵の引用が多いようですが、リドリー・スコット監督とダリウス・ウォルスキー撮影監督の審美眼、さらには劇中どう活かすかというセンスに脱帽させられます。

動画では納得できるシーンもあれば、判断が難しいシーンもありましたが、概ね合っている印象ですね。トマス・ハリス原作の小説『レッド・ドラゴン』にも使われた、ウィリアム・ブレイク作『巨大な赤い龍と太陽の衣をまとった女』や、ジョン・エヴァレット・ミレー作『オフィーリア』、ヘンリー・フュースリー作『夢魔』など知名度が高くダークな絵画からもインスパイアされています。ちなみにBGMで使われている、ワーグナーの『ヴァルハラ城への神々の入城』も本作では重要な一曲。

芸術の世界は常に温故知新で新しい傑作が創出されるのですが、その最たる例がこの『エイリアン:コヴナント』という気がしますね。

映画『エイリアン:コヴナント』は2017年9月15日(金)に全国公開です。

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Julie Muncy - Gizmodo io9[原文

岡本玄介

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