映画『エイリアン:コヴェナント』:博物館のようなデヴィッドの研究室は妖しい魅力に溢れていた

映画『エイリアン:コヴェナント』:博物館のようなデヴィッドの研究室は妖しい魅力に溢れていた

見えない部分にも魂が宿っています。

映画『エイリアン』の前日譚にして『プロメテウス』の続編『エイリアン:コヴェナント』。日本での公開も9月に迫り、各所で日本語版ポスターも見られるようになりましたよね。

今回は、以前にエンジニアの船内を取材したアダム・サヴェッジさんが、本編撮影後のデヴィッドの研究室を訪れました。ここはコヴェナント号の船員がフェイスハガーに襲われた場所でもあり、壁面に所狭しと不気味に美しいドローイングが貼られた部屋です。

こちらはTESTEDの動画でした。

ドローイングにせよ、昆虫標本にせよ、とんでもないコレクションになっていることが判りますね。輪切りの卵やフェイスハガーなど、3Dプリンターで印刷された小道具が並び、コンセプト・アーティストのマット・ハットン氏による素描画をもっと見ることができます。

原始的な木琴や弦楽器、角笛やオカリナのような物体もありますが、これらはデヴィッドが作ったものなのか? それともエンジニアによるものなのか? 1カットごとに一時停止して見るとさまざまな妄想を掻き立てられます。昆虫類も地球上で見たものばかりですが、エンジニアの惑星にも存在するということは……? 推して知るべしといった所でしょうか。

洞窟のような壁面も、絵の描かれた手漉き紙も、古びた標本も、丸めた紙に描かれた絵も、とにかく細部に至るまでクリエイター陣が本作の世界観を具現化したもの。これに費やされたプロセスを思うと、映画製作の世界は本当に奥深いなぁと考えさせられます。

しかしこの取材から数日後、つまり今はもうすべてが撤去されてしまったようです。これもまた映画の宿命ですよね。この部屋を丸ごととは言わないまでも、どこかでこれらの小道具を展示してくれたら満員御礼になりそうです。

映画『エイリアン:コヴナント』は2017年9月15日(金)に全国公開です。

image: (C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved via YouTube

source: YouTube

岡本玄介

あわせて読みたい

powered by