Appleの「ARメガネ製品」はiPhoneや3Dカメラを利用する?

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Appleの「ARメガネ製品」はiPhoneや3Dカメラを利用する?
Image: Mira

あんまり高くならなさそう。

今年に入り、ちょくちょく報じられるようになった「Apple(アップル)がARメガネ製品を開発している」という噂。一部では、光学機器メーカーのZEISS(ツァイス)との連携も伝えられていますね。そんな中、Financial TimesはAppleのARメガネ製品の計画につて伝えていますよ。

報道によれば、AppleのARメガネは3Dカメラやセンサー、それにスクリーンを搭載し、装着者はAR体験が楽しめるそうです。さらに一部のプロトタイプはスクリーンを搭載せず、iPhoneをスクリーンとして利用するというのです。イメージ的には、先月発表されたiPhone差し込み形のARヘッドセット「Mira Prism」に近いのでしょうか? この方式なら、安価な製品の登場が期待できそうですね。

Appleは今年のWWDCにてARプラットフォーム「ARKit」を発表。このARKitはiOSデバイスでの利用を想定していることから、そのiPhoneを差し込むARメガネ製品が登場しても全然不思議じゃないと思うんですけどね。それに、AppleでCEOを務めるティム・クック氏も「ARはスマートフォンと同じくらい重要な技術だ」と語っていますし。

さらに、報道ではAppleのAR製品はMicrosoft(マイクロソフト)の「HoloLens」のような高級なシステムというよりも、むしろSnapchatのカメラメガネ「Spectacles」のような気軽なアクセサリーになると伝えています。SpectaclesにはAR機能は一切搭載されていないのですが、これは価格や外観のことを意味しているのでしょうか?

Appleとツァイスが共同で開発しているARメガネ製品は年内〜来年の登場が期待されていますが、その価格やARシステムが気になりますね。僕的には、単純にiPhoneを差し込んで『ポケモンGO』の世界が目の前に広がってくれれば、それで十分な気がします。

Image: Mira

Source: Financial Times via 9to5Mac

(塚本直樹)