裸族でした。
電車に乗っていると、画面が割れたままのスマホを使っている人をよく見かけますよね。
約3割の人がスマホの画面を割ったことがある
楽天モバイルが2016年3月に実施した調査によると、スマホの画面を割ったことがある人は3人に1人。結構割った経験がある人が多いんですね。
また、GMOメディアの研究機関・プリキャンティーズラボが10代女性に実施した調査によると、28.8%がスマホの画面を割ったことがあるそうです。
ともに約3割という感じ、体感的にもそれくらいな気がしますね。
スマホの画面割れが経済損失につながるワケ
レンタルビデオ・リユースショップのゲオは、関西大学大学院会計研究科(会計専門職大学院)の宮本勝浩教授協力のもと、スマートフォンの画面割れによって生じる経済損失を試算したそうです。
その結果は
1382億1250万円
とのこと。結構な経済損失額ですね。
正常なスマホであれば、商品としての価値が保たれるため、機種変更時や買い取り時の価格は市場相場近くになります。しかし、液晶が割れているスマホは、大幅に価値が下落。たとえば、買取金額1万円のスマホでも、液晶が割れてしまったら数百円になってしまうことも。これだけでもかなりの損失ですね。
しかも、「液晶が割れちゃったからいいや」ということで売りに出さずに処分されてしまう個体も増えるので、中古市場におけるスマホの流通数が減少してしまうとのこと。これらを合わせての経済損失額なんですね。
僕がiPhone 6の画面を割ったときは、液晶保護シールもケースも着けていませんでした。あわてて液晶保護シールを貼ったんですけど何の効果もありません。小さな液晶パネルのかけらがポロポロ出てきて、そりゃ悲しいし、使いづらかった記憶が。
それからは、がっちりケースを着けるようになりました。iPhone 7 Plusに機種変更したときには液晶保護シール+ケースで完全装備に。
ちなみに、僕の知り合いは、画面が割れたスマホをセロテープでぐるぐる巻きにして使っていました。意外といけるんだとか。でも真似しないでください。そのスマホ、どう見ても「ラップで包まれた冷凍ご飯」でしたから…。
Photo: 三浦一紀
Source: 楽天モバイル、プリキャンティーズラボ、ゲオホールディングス
(三浦一紀)