いよいよ本格的に「モバイル端末」というポジションへ昇格か?
先日、次期Apple Watchが今年後半に登場するかもしれないという噂を紹介しましたが、立て続けに期待できそうな新情報が入ってきました。Bloombergが報じた関係筋の情報によると、Apple(アップル)が年内後半にLTE対応セルラーモデルのApple Watchを発表するかもしれないとのことなのです!
噂では、LTEモデムチップの製造を手がけるのはIntel(インテル)になるとのこと。Intelといえば、iPhone 7シリーズからQualcomm(クアルコム)と分担して一部のモデルでチップ製造を手がけるようになっていましたね。
前モデルこと「Apple Watch Series 2」が登場した際には、単独でのモバイル通信機能を多くの人が期待していましたが、結局GPS搭載におさまりました。今回の噂が事実であれば、Apple Watch単体でメッセージを送ったり、電話をかけたり、天気を確認したりと、よりApple Watchの実用性が高まることになるわけです。個人的には、AirPodsと合わせて音楽アプリのストリーミング再生をApple Watchだけで実現できれば、最強な気がしています。過去SpotifyのアプリがApple Watchに登場するかもという噂もありましたので、個人的にはこれらのタイミングがうまくクロスすれば…と願っています。
また、Apple Watch Series 2で厚みが若干増したことを考えると、セルラーモデルの厚みが余計に気になるところです。電波を掴むと、当然本体のバッテリー消費量は上がりますし、ただでさえApple Watchのバッテリーに関する不満をあげる人も多いので、この辺のバランスが肝になるのではとも思っています。ラインナップもiPadのように、WiFiモデルとセルラーモデルが別れて登場するかもしれませんね! となると、各社の通信費用の料金体系も気になります。
ただし、現在Apple(アップル)はアメリカとヨーロッパの通信会社と調整を進めているものの、リリース時点でセルラーモデルを取り扱う通信キャリアは限定的になる可能性があるとのことです。さらに、出荷が2018年にずれ込む可能性も十分にありえるだろうとも報じられていますので、まだまだソワソワは続きそうですね。iPhone 8の登場が期待されている9月の発表会に合わせて「ドン!」と登場してくれれば良いのですが。
続報に期待しましょう!
・2017年モデルの新型「Apple Watch」は全く新しい形状になる…? Apple業界の重鎮ジョン・グルーバー氏が語る
Image: Denys Prykhodov/Shutterstock.com
Sourece: Bloomberg via 9to5Mac
Reference: MacRumors
(Doga)