80年代のインターホンがGoogle Homeに超進化!
Image: instructables/Mister.M

80年代のインターホンがGoogle Homeに超進化!

「OK, Google」じゃなくて、ガチャって押してね。

自宅DIYプロジェクトに関しては、実はGoogle(グーグル)ってすごく寛容な会社なんですよね。シリコンバレーの他のIT企業(特にCupertinoあたりの…)とは違い、「検索王」Googleは時として自宅でいろいろ作りたいハッカーの味方になってくれるんです。最近でも、熱狂的なイギリス人ハッカーが1986年製のレトロなインターホンを、ちゃんと動くGoogle Homeに超進化させるのに一役買ってくれたんです。

Video: Martin Mander/YouTube

ことの始まりは、Googleが公式RaspberryマガジンMagPiの付録として提供を開始したAIY(Artificial Intelligence Yourself)プロジェクトのボイスキットでした。キットには、Raspberry Pi Hatが入っており、付録の趣旨としては、Google AssistantのSDKを使って、組み立てたキューブ型のダンボールの音声アシスタントを作るというもの。ただ、このイギリス人ハッカー「MisterM」ことMartin Manderさんは、その代わりにまったく別のデザインで作り上げてしまったんです。

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Image: Instructables/Mister.M

もともとMartinさんは、Rasberry Piなどの技術を用いてレトロな機械を超進化させる天才。今回もGoogleが付録という形で寛容にも無料でいろいろ道具を与えてしまったものですから、Martinさんもそりゃ我慢できませんよ。彼は1986年式のインターホンをGoogle Homeに超進化させるというプロジェクトを思いつきます。

特に何か新たに接続するものもないので、一見シンプルな作業に思えるんですが、Martinさんの工程を細かく一つひとつ見てみると、気づきました。一番難しいのは、このRaspberry Piのパーツを80年代のインターホンのフレーム内に納めるということです。そう、物理的なハードルです。ただ、もちろんMartinさんはやってのけましたよ! 本体カラーまで寄せてきました。

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Image: Instructables/Mister.M

まぁ、結局出できあがった作品は純正Google Homeほど優秀ではないんですが、IFTTTのレシピを駆使すればコマンドを使ってホームデバイスを操作することも可能。今のところGoogle AIYソフトはChromecastや音楽サービスとの連携に対応していないため、それらを利用することもできません。あ、あと「OK, Google」コマンドで起動というGoogle Assistantの基本機能もついていません。インターホンのレバー部分をガチャって押してGoogle Assistantを起動させることになります。そう、お呼び出しは手動です。ただ、今後Googleがソースコードをアップデートしてくれれば、少しずつ完全体に近づけるはず!

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Image: Instructables/Mister.M

とは言うものの、それらの点を除けば、MartinさんのGoogle Home風インターホンのでき栄えは見事なものです。残念なのが、このキットの入手に関してです。MagPiの57号が今eBayで100ドル(約1万1111円)という暴力的な金額で取引されているみたい…。それに対して今GoogleとRaspberry Piが協働でテコ入れを図っているようなので、ハッカーの皆さん、もう少しお待ちを。

あと、Martinさんの他のプロジェクトはこちらのサイトから確認できます。彼の巧みな超進化術をご覧あれ!

Image & Video: instructables, Martin Mander/YouTube

Reference: instructables, YouTube, Google Developers Japan, rasberrypi, GitHub

Adam Clark Estes - Gizmodo US[原文

(Doga)

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