HTCか。
台湾HTCから日本市場へも投入された、握って操作できるスマートフォン「HTC U11」。そのニギニギ操作は「Edge Sense」と名付けられているのですが、どうやらほぼ同等の機能がGoogle(グーグル)の新型スマートフォン「Pixel 2」にも搭載されるかもしれないんです。
この情報を伝えた9to5Googleによれば、HTCと関連企業からFCC(連邦通信委員会)に提出された書類「NM8G011A」に、さまざまな開発中のスマホに関する画像が記載されていました。

そもそも、なぜこの文書がPixel 2のものであると予想できるかというと、まず画像から未リリースAndroid 8.0.1(Android O)が搭載されていること。また、設定画面のUIがPixelに近い(素のAndroidに近い)からなど、いろいろと考察できます。前モデルのPixelもHTCが製造していますから、この時期に噂されるHTC製造のスマホといえばPixel 2のことでしょう。
さて本題ですが、Languages, Input & gesturesの項目になんと「Active Edge」という標記が発見されました。さらに、その説明として「握ることでGoogle Assistantを起動する」とあります。HTC U11でも握ってGoogle Assistantを起動できますから、これはほぼHTC U11にある「Edge Sense」と同等の機能と見て間違いなさそうですね。
Pixel 2はすでにその本体とされる画像が流出しており、最先端スマホとは一線を画す「極太ベゼル」デザインとなる可能性があります。まぁこれも、オシャレな外観は必要ない開発者に安価に端末を届けるための選択肢だと思えば、Pixel 2も魅力的に見えてくるのではないでしょうか? え、見えない?
それにしても今月は「Galaxy Note 8」の発表会、来月は言わずと知れた「iPhone 8」の発表会が予想されているのに、Pixel 2がいつ公開されるのかも気になりますね。お財布の紐的な意味で、年末商戦と重なる時期にならないといいのですが…。
Image: Twitter, FCC via 9to5Google
Source: FCC via 9to5Google
(塚本直樹)