今まで以上にお手軽だけど、今まで以上に高画質!
現在開催中のコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA」にて、RICOHからワンショットで360°の撮影が可能なカメラ「RICOH THETA(リコー シータ)」シリーズの新モデル「THETA V」が発表されました。今年の4月に報じられていた通り、シリーズ初の4K動画撮影に対応しています。主なスペックは以下の通り。
・14メガピクセルの静止画撮影
・4K(3840x1920,56Mbps)、30fpsの高解像度360度動画撮影
・イメージセンサー:1/2.3 CMOS (Effective pixels: Approx. 12.0 megapixels) × 2
・レンズ: F2.0
・シャッタースピード:1/2500〜60秒
・ISO感度:ISO 3200(静止画)からISO 6400(ビデオ、ライブストリーミング)まで
・内蔵ストレージ:19GB(最大4,800枚の静止画と、約40分の4K(H.264)ビデオを保存可能)
・4Kライブストリーミング
・4基のマイクロホンが搭載、360°動画にリンクした空間音声記録が可能
・リモート再生機能
・ワイヤレス通信はWi-FiとBluetoothに対応
・Android OSに基づく新しいシステム。プラグインによる機能の拡張が可能
ヨドバシ.COMによれば、お値段は5万6700円(税込)で、9月下旬(海外では9月24日からとの情報あり)から発売される見込みです。
さらにアクセサリーとして、外部3Dマイク「TA-1」(トップ画:右)と水深30mまで対応する防水ケース「TW-1」(トップ画:右)も登場。お値段・発売日は順に、3万5100円(税込)で9月下旬、2万4300円(税込)で10月中が予定されています。
なんでしょう、全体的に少しお高めです。とはいえ、高画質なだけでなくリモート再生機能やストレージの増加、Bluetooth対応など360度撮影がより簡単に楽しめるようになるのであればそれもアリなんじゃないかと思えてきます。先日、Insta360から発表された360度カメラ「Insta360 ONE」も今までにない映像体験を見せてくれましたが、この分野もどんどん熱くなって欲しいですね。是非とも早く触れてみたい!
追記:値段を日本発売の価格に修正しました。
Image: ©2017 Ricoh Imaging Americas Corporation. All rights reserved. via PR Newswire
Source: PR Newswire, RICOH, ヨドバシ.COM
(K.Yoshioka)