IFAで出た最高にイケてる製品まとめ

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    IFAで出た最高にイケてる製品まとめ
    Image: Gizmodo US


    ベルリンで行われたIFA、様々な製品が発表されたイベントでしたが、米Gizmodoは一体どんな製品に注目したのでしょうか? Sam Rutherford記者による、IFAで発表された米Giz注目のテックの数々を見てみましょう。




    The Internationale Funkausstellung Berlin(国際コンシューマ・エレクトロニクス展)、ことIFA。元々新しいテレビやラジオ技術などのために始まった展示で、初のカセットテープや初のカラーテレビなどを紹介してきたイベントでした。1926年に始まってから今までに大きく成長を遂げ、今ではヨーロッパ最大のテックの見本市になりました。Samsung(サムスン)、Sony(ソニー)、Microsoft(マイクロソフト)など名だたる大企業が出展し、(少なくともラスベガスで1月に行なわれるCESまでの間は)最新で最高の製品の数々を展示するイベントです。


    IFAはとても大きなイベント。何千もの発表やプレスリリースを全部見るのは大変なので、IFAで出た最高にイケてる製品をこの記事に全部まとめましたよ。それではレッツゴー。


    LG V30


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    Image: Sam Rutherford/Gizmodo via Gizmodo

    LGの最新フラグシップモデルには、以前のVシリーズスマホに見られた個性がいくらか失われていますが、それでも新しいV30は今年のIFAで発表されたスマホの中でも最も興味深いものでした。V30はLGの新しいPOLEDスクリーン(これによりディスプレイがゴージャスに)を採用した初のスマホであるだけではなく、メイン・リアカメラは大口径のf/1.6、32-bitのHi-Fiデジタル-アナログコンバーターも内蔵で、背面はおしゃれなガラスのデザインです。これがLGのスマホの未来なら、どんとこいって感じですね。


    Star Wars Jedi Challenges AR Headset


    動画はGizmodo USより。


    『スター・ウォーズ』ファン達が40年間夢に見てきたこと、それはライトセーバーとフォースの力を手にすること。DisneyとLenovoの協力により、これが現実のものとなりました。ARを使った新たなJedi Challengesヘッドセットは、手持ちのスマホを使って最高にリアルなジェダイ体験ができるというもの。ヨーダやオビ=ワンなどのジェダイ・マスターたちからフォースをコントロールするトレーニングを受けて、ダース・ベイダーやカイロ・レンらと対決します。暗黒面との戦いに疲れたら、ホロチェスで休憩するのも良いでしょう。フォース・フライデーから始まったヘッドセットのプレオーダーの価格は200ドル(約2.2万円)、発送は11月頃が予定されています。


    SpheroのミニR2-D2


    動画はGizmodo USより。


    小さなR2-D2が欲しくない人なんているでしょうか? Spheroの人たちはそんな私たちの気持ちがわかるようで、『スター・ウォーズ』の最も愛されるこのキャラクターを小さくして、映画中と同じように動き回ってピコピコ言うようにしてくれました。ミニR2は7インチ(約18cm)の大きさで、スマホとアプリ経由でペアリングしてリモコン・ドロイドとして動かせちゃうんです。この可愛らしいアストロメク・ドロイドにパワーが無くなってきたらmicroUSBケーブルを繋ぐだけで充電できます。ミニR2-D2は180ドル(参考価格税込み2万5250円)で販売中です。


    Logitech Craft Keyboard


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    Image: Sam Rutherford via Gizmodo US


    Logitechはプレミアムなプロダクティビティー機器を作るのが上手いですが、今の今まで同社のフラグシップマウスMX Master 2Sに見合うキーボードは存在しませんでした。しかし新たな200ドル(約2.2万円)のCraftキーボードはそれを変えました。ゴージャスなデザイン、ほぼ無音のロープロファイル・キー、実用的なハードウェア・ダイアル、そしてボタン一つで複数のコンピューターをワイヤレスに切り替えられます。その上、LogitechはAdobeやMicrosoftなどの企業と提携したので、ダイヤルを使って特定のソフトの項目をプロ並みの精度で調整するのに使えます。


    Neato Botvac D7 Connected


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    Image: Neato via Gizmodo US


    Neatoが「ディスカバリー・モード」と呼ぶ機能がついたBotvac D7は、カメラとセンサーを用いてあなたの家をマッピングするようになってます。それを元にどこまでこのロボット掃除機が行ってよくて、どこに行っちゃだめかあなたが決められるというわけ。これにより、同じ場所を何度も掃除して、掃除し残した場所があるなんてこともなくなります。その上、このマップを利用して、お昼寝時間中に掃除する範囲を制限することによりロボ掃除機に起こされることも無くなるわけです。お値段は800ドル(約8.8万円)とお安くはありませんが、Botvac D7のスマートさは他の市場に出ているロボット掃除機よりも効率的な掃除を可能にしています。


    SonyのWH-1000XM2ヘッドホン


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    Image: Sony via Gizmodo US


    Sonyの400ドル(約3万9830円)のMDR-1000Xヘッドホンは出回っている物の中で最高のノイズキャンセリング・ワイヤレス・ヘッドホンのひとつです。でもSonyはこの新たなMDR-1000XM2でそれをさらに上回ろうとしています。Sonyの最上位ヘッドホンの純粋なアップグレードとなるこのヘッドホンですが、お値段はなんと50ドル(約5500円)お安いんです。同じくスタイリッシュでミニマリストなデザインで、アプリがあるのも同じですが、SonyのSense Engineによる新たなアンビエント・ノイズ・コントロール機能も。そのおかげで選択的に工事現場のノイズだけブロックして、人の声は聞こえるようにすることも可能に。これで街で人に呼び止められても「なに?!」って叫び返さなくてもすみますね。


    Harmonix Drop Mix


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    Image: Andrew Liszweski/Gizmodo Gizmodo US


    音楽ゲーム『ロックバンド』の制作者達が、新たなゲームと共に帰ってきました。米GizmodoのAndrew Liszewskiに「DJの神様になった気分」と言わせしめたこのゲーム。DropMixのコンセプトは、RFIDタグのついたカードをインタラクティブなゲーム・ボードに置くことで、幅広い人気曲の断片を使ってミックスしたりマッシュアップを作ったりできるというもの。ボードにはスターターセットとして60枚のカードがついて100ドル(約1.1万円)、拡張セットは5枚のカードがランダムに入ったものが5ドル(約550円)、16枚入りが15ドル(約1600円)。ユーザーはフリースタイル・モードで自分のテイストに合わせて音楽を作ることもできますし、パーティーモードやクラッシュモードでは最高のミックスを競う4人までの対戦プレイもできます。


    Intelの8世代CPU搭載のラップトップもろもろ


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    Image: Sam Rutherford/Gizmodo via Gizmodo US


    Intelの8世代Coffee Lakeチップが全て出てくるのを待っている状態ではありますが、それまでは新しいKaby Lake Rプロセッサーでしのぐことになりそうです。Core i5とi7 Uシリーズのチップからなるこれらの新CPUはコアが二倍に、それが意味するのはこれまでのウルトラポータブルにクアッドコアの性能が与えられると言うこと。例えば新しいDell XPS13や新Lenovo Yoga 920などがそうです。Intel曰く、新しいチップはバッテリーには影響を与えること無く、パフォーマンスを最高44%向上させることができるそう。写真や動画の編集をよくする人には嬉しいニュースです。


    Sam Rutherford - Gizmodo US[原文

    (abcxyz)

    2017年9月13日午前2時から行なわれるApple Special Event、その場で発表されるとみられているiPhone X、iPhone 8 を徹底的に追いかける特集ページです。 イベントのLIVE BLOG、新型iPhoneのハンズオン、さらにイベントが行なわれるホールSteve Jobs TheaterやApple Parkの様子なども現地からお届けします。