とにかく来年、すっきりはしそう。
iPhoneがついにワイヤレス充電に対応すること、そしてApple純正のワイヤレス充電器「AirPower」が発売されることが発表されました。ただこちら、とにかく2018年に出るってことは言われてるんですが、まだ価格などの詳細はわかっていません。
ワイヤレス充電は標準になりそうでならずにここまでやってきましたが、その理由のひとつはPMAか、Qiか、みたいな業界内でのつばぜり合いにあったと思われます。サムスンのGalaxy S8とかNote 8は両方の標準をサポートしていますが、スマホの世界市場シェア16.9%を持つAppleがQi陣営のWPC(ワイヤレスパワーコンソーシアム)に加入した時点でQiの優勢がはっきりしてきました。とはいえ今日の発表でも、AppleとしてはQiそのもののあり方を変えたいみたいでした。
AirPowerに関してそれ以外にわかっていることは、iPhone1台とApple Watch、そしてAirPodsを同時に充電できるってことくらいです。充電がワイヤレスってことはiPhoneのLightningポートは空くので、デスクで充電中のiPhoneに有線のヘッドフォンをつないで音楽を聞く、とかもできます。
とりあえず今Appleは、自社の技術とQi標準を統合すべくWPCと協議中、としか言ってくれてません。AirPowerの発売時期に関しても「来年」ってだけでなんだかもやっとしてるんですが、iPhoneにApple Watchに(しかもApple Watch Series 1はケーブルがやけに長かった)…と充電周りがゴチャゴチャして悩んできた方々、楽しみに待ちましょう!
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Source: Apple
Rhett Jones - Gizmodo US[原文]
(福田ミホ)