新たな火種? Amazonの「Echo Show」からYouTubeアプリが引き下げられる

    新たな火種? Amazonの「Echo Show」からYouTubeアプリが引き下げられる
    Image: Amazon

    きな臭い予感。

    AIアシスタント「Alexa」とともに快調に市場を制覇しつつあるAmazon(アマゾン)ですが、思わぬトラブルです。同社のディスプレイ付きAIスピーカー「Echo Show」から、YouTubeアプリが引き下げられました。

    Amazonがアプリを排除したのか、Googleが引き下げたのか…と気になりますが、これは後者の模様。まぁ、Amazonにとって便利なアプリを自分から排除する訳はありませんしね。そしてThe Vergeに寄せられたAmazonからの声明によると、どうも2社はYouTubeアプリの動作について議論がわかれているらしいのです。まず、Amazonの言い分を聞いてみましょう。

    「Googleは本日(9月27日)の午後3時になんの説明も通知もなく、YouTubeアプリを引き下げたのです。これは技術的な問題などではまったくなく、顧客を落胆させるものです」

    アプリは急に引き下げられたようですね。それでは、Googleの声明をどうぞ。

    「我々は長い期間、Amazonと交渉を続け、プラットフォームと顧客に素晴らしい体験をもたらすための合意を目指していました。AmazonによるEcho ShowでのYouTubeアプリの実装は我々の利用規約に違反しており、顧客の体験を損なうものです。我々は今後も、(Amazonとの)合意に向けて協議を続けるつもりです」

    顧客の体験…? これについてGoogleは具体的にどのような実装が原因となっているのかを明かしていませんが、9to5Googleは「チャンネルの購読やおすすめ動画の再生ができないのが問題だったのではないか」と指摘しています。

    もしEcho ShowでのYouTubeアプリの実装がGoogleの思うような形ではなく、Googleの収益につながらないのであれば、それは引き下げられるのに十分な理由となるはずです。今後の行方はまだわかりませんが、両社がうまく着地点を見つけてくれるといいですね。

    Image: Amazon
    Source: The Verge via 9to5Google

    (塚本直樹)

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