Fire TVは日本でも買える!
9月27日にAmazon(アマゾン)本社で発表された新製品発表会。Amazon Echoの後継機「Echo Plus」に合わせて、Echo関連デバイスが追加で3台、それと新型「Fire TV」が登場しました! こ、これはなんとも盛大なハードウェア祭り。3台のEcho関連デバイスはそれぞれ「Echo Spot」「Echo」「Echo Buttons」。さて、今回の発表内容を整理していきましょー!
Echo Spot

「Echo Spot」はまさにEcho Showの小型版といったイメージ。枕元に置くアラームに見えなくもないですが、2.5インチのタッチディスプレイとスピーカーを搭載した立派なスマートスピーカーです。もちろん声でAlexaを立ち上げてさまざまな機能を使えるだけでなく、ちゃんとEcho Showと同じくテレビ電話もかけられちゃいます。
それにしても、可愛い...。Echo Showのデザインはゴツゴツとして無機質な印象を覚えたのですが、Echo Spotは丸みを帯びていて、ディスプレイが目玉みたいで愛着もてそうですね。値段は129.99ドル(約1万4600円)で、アメリカでは本日から予約開始。12月19日に発売開始予定のようです。これは、絶対枕元に置いておきたくなりますね。
Echo

「ん? 『Echo』? でも見た目は今までのEchoと違うぞ?」と疑問に思われたそこのあなたは正解です。実は初代Echoが、デザインと値段を一新してアップグレードしました! なお初代Echoサイズのモデルは、Echo Plusとしてリニューアルしました。
本モデルのスピーカーは、Dolbyサウンド対応で、2.5インチのサブウーハーと0.6インチのツイーターを搭載しており、小さいながら音質も向上している様子。カラバリも6種類! これで、部屋のインテリアとうまく合わせられそうですね。しかも値段も99.99ドル(約1万1230円)という圧倒的な安さで、10月31日から発売開始です。

なお、改めてEchoの製品ラインを整理しておくと、ローレンジモデルが最安の「Echo Dot」、ミドルレンジモデルがこの「Echo」、そしてハイレンジモデルが「Echo Plus」という理解で良さそうですね! そして過去のミドルレンジモデル「Amazon Tap」はラインアップから外されています。
Echo Buttons

今回新たにEchoファミリーに加わったこの「Echo Buttons」は、シンプルに説明すると…「ボタン」です。いや、捉え方によってはAlexa上でプレイするゲームの「コントローラー」とも言えるでしょう。Echoと連携させて、トリビアやクイズゲームで使われるような早押し的な遊び方ができるみたいですよ。
これ、今後ゲームのバリエーションによっては、いろいろな遊び方ができそうですよね。Amazonが、スマートスピーカーにあえてコントローラーを授けたというのもなんだか感慨深い…。まぁ値段もたったの20ドル(約2,240円)のようなので、とりあえずパーティー用に買い揃えておくが勝ちですね、これは。
Fire TV

新型Fire TVは、従来の4K Fire TVをさらに上回る4K HDRに対応しました。Dolbyサウンドにも対応で、なんとAlexa搭載の専用リモコンも用意されているようですよ!(日本語版はAlexaに対応していないため未搭載)。 これは、先日Apple(アップル)が発表した新型Apple TV 4Kとぶつかりそうですね。
値段はApple TV 4Kより約1万円安く、8,980円。今回の新製品の中でFire TVだけは日本でも購入できます。本日からAmazon.jpで予約開始で、10月25日より発売開始です。
と、駆け抜けるようにおさらいをしてきました。とにかく今回はEchoデバイスの進化がすごいですね。なんだかEchoデバイスが増えすぎるあまり、ちょっとわけがわからなくなってくるくらい…。
Echo Spotは可愛いですし、Echo Buttonsには末恐ろしいポテンシャルを感じますし、ますますAmazonの勢いは止まるところを知りません。さぁ、ほかのライバルがどう続くのかも見ものですよ!
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Image: Gizmodo US, Amazon(1, 2)
Source: The Verge, Gizmodo US, Amazon
(Doga)