いいプロダクトです。
先月には出荷の待ち時間が2〜3週間に短縮されたものの、まだまだ品薄状態が続くApple(アップル)の「AirPods」。新たに公開された調査データによれば、なんとAirPodsはアメリカにおける左右独立型無線イヤホンの売上シェアの85%を占めているそうなんです! まさに無双状態ですね。
MacRumorsが紹介しているこのデータは、NPD Groupのブログで公開されたものです。それによれば、昨年12月にローンチされたAirPodsは年初からこのような極めて高いシェアを獲得しているとのこと。今回の情報では日本や他国でのシェアについては触れられていませんが、それでも同じく高いシェアを獲得していることは想像に難くありません。
私もAirPodsを利用しているのですが、とても優れた製品だと思います。Apple製のイヤホンといえばフラットで癖のない、ある意味面白みのない音というイメージがあったので期待していなかったのですが、AirPodsにはApple製のイヤホンとは思えないパンチがあるのです。これにはちょっとビックリしました。ようやくApple製のイヤホンが他の音質を重視したイヤホンと戦える水準にのし上がってきたことは嬉しいですね。
そして内部の無線通信チップ「W1」によるiPhoneとの高速ペアリングも快適そのもの。同じiCloudアカウントにあるデバイスであれば、面倒な操作もいらずAirPodsが共有できます。
発売日すらわからない状態から徐々に納期を縮めるほどまでに生産体制が強化されているAirPods。いま日本のストアを見たら「出荷日は1〜2週間」とさらに納期が短縮されていたので、あまりの品薄に諦めていたあなたも買うなら今かもしれませんよ!
Image: Apple
Source: NPD Group via MacRumors
(塚本直樹)