そういえばイギリスってロールスロイスとかベントレーとかアストンマーチンとか、高級車ブランドが多いんですよね。さすが、貴族の国。
空気の魔術師ことダイソン。いままで培ってきたバッテリー技術を軸として、EV市場に乗り込むんですって。バッテリーだけを販売するのではなく、車体も自社開発するみたいですよ。
James Dyson just announced to @Dyson employees that we’ve begun work on a battery electric vehicle, due to launch in 2020. pic.twitter.com/yUZNvIsYIi
— Dyson (@Dyson) 2017年9月26日
2020年までに発売を目指していて、20億ボンド(約2,900億円)の投資を予定しているとのこと。開発スタッフも400人以上。ゴージャスです。
1993年には、サイクロン技術を用いたディーゼルエンジン車の排気ガスフィルターを開発したダイソン。掃除機も送風機も、クリーンな空気を作り出すことを念頭において作ってきました。(元となる電気をどう作るかという問題はあれど)車両そのものは無公害化を目指せるEVに、大気汚染対策を進めてきた彼らが着目するのも自然の流れですよね。
おりしも2017年7月に、イギリスのゴーブ環境相はガソリン車とディーゼル車の新車販売を2040年から禁止すると発表したばかり。自動車産業のパラダイムシフトが加速していく時期に合わせて、ダイソンは高い存在感を示していくのでしょうか。
でも、どんなクルマになるんでしょうね。スポーツカーではない、高価な車両になるそうですし。ドライバーズカーではなく、ショーファードリブンなリムジンになるとか?