やっぱりiPhone Xがイチバンでしょう?
って思ってましたけど、予想と異なる結果になりました。
信頼性の高いベンチマークアプリとしてこの時期になると盛んにダウンロードされて回される「Geekbench(最新版は 4)」、その集計ページに、先日発表されたiPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xの3機種のベンチマークスコアが掲載されました。

最近の端末をまとめるとこのようになります。
シングルコア・マルチコアでもっとも良いスコアが出たのは意外や「iPhone 8」。マルチコアでの値では、iPad Pro(10.5-inch)を上回り、前世代のiPhone 7に2倍近い差を出すなど、A11 Bionicチップでは並列処理能力が大幅に強化されているようですね。
また、3Dグラフィック描画の値である「Metal」の結果はiPad Proが頭一つ抜き出て、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xはほぼ横並びです。
期待のプレミアムモデルである「iPhone X」のシングルコア・マルチコアの値は、今回発表された3端末の中では最下位となっちゃいましたけね。一般的には解像度高い方が描画に関する負荷も高くなる傾向がありますし、iPhone Xのスコアが控えめなのは、解像度がiPhone 8シリーズより高いといった辺りに要因がありそうな気もします。でもまぁ、この差は体感でわかる範囲ではないでしょう。
「ベンチマークの値こそ我が正義なり!」
という方意外は、好きなiPhoneを選びましょうね。なお、他の端末を含めた詳しい結果は以下リンクよりどうぞ。
Image: 小暮ひさのり
Source: Geekbench Browser
(小暮ひさのり)