上空から見るとわかる、被害の深刻さ。
先週、テキサス州ヒューストンに上陸したハリケーンハービー。巷には人にも町にも甚大な被害を及ぼしたこの災害の痛ましい映像があふれていますが、特に凄惨さが見て取れるのは、現在も進行中の惨害をドローンで空から撮影した映像なのかもしれません。
ソーシャルメディアやスマートフォンのカメラなど現代のテクノロジーによって、自然災害の様子はすぐに世界中の人の目に触れるようになりました。そしてドローンが誕生した今、鳥観図はこれまでにないほど広まったのです。
米Gizmodoでは、ハービーがヒューストンに上陸してからの数日間に撮影された映像を集めました。ドローンのプロが撮ったものもあれば、ドローンの操作を学んでる途中の素人が撮ったものもあります。熟練度はどうであれ、どの映像もこの歴史に残る自然災害の大事な記録であることには変わりません。
被災者を助ける方法として地元メディアHouston Pressでは被災地域のフードバンクを紹介しています。さらに、Matt Novak記者は赤十字社のSMSでの募金方法を紹介していますが、実際に募金をする前にハイチでの失敗例(5億ドルを集めたのに、2010年の地震以降に建てた住宅はたった6軒)を読んだほうがよいかもしれません。いずれにせよ、これ以上被害が拡大しないことをただただ祈るばかりです。
Image & Video: Youtube (1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14 )
Reference: Houston Press, Red cross, Propublica, Youtube (1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14 )
Matt Novak - Gizmodo US[原文]
(たもり)