「ご勘弁を...」
日本では2017年9月20日より配信が開始されたiPhone/iPadのOS最新バージョン「iOS 11」。コントロールセンターが刷新されたり、純正ファイルアプリが登場したりといろいろ便利な変更点があるのですが、その中に「緊急SOS」という新機能があります。スリープボタンを5回早押しすると警察や救急へ緊急電話を自動でかけられるというものです。この新機能に関して、カナダはトロントにてちょっと困った事態が発生しているようですよ!
カナダのテクノロジー系メディアMobileSyrupによると、iOS 11が配信開始されて以降、この新機能を試して緊急電話をかけてくる人が続出し、トロント警察がTwitterにて抑止のためのツイートを投稿したそうなんです!
「お願いだから、試さないで!ちゃんと動いてるから!(Please DO NOT try it out! It works well!)」と。
New iOS Operating System 911 feature
— Toronto Police (@TorontoPolice) September 20, 2017
Please DO NOT try it out~Toronto Police receiving many test calls that tie up our 911 lines #iOS11 ^sk pic.twitter.com/hlFUCwGi8e
皆よっぽどこの機能が気になっていたんでしょう...。ちなみに、「設定」で「自動通報」をオフにしておけば、写真のようにスライドをしない限り電話はかからないのですが、オンの場合だと、カウントダウンが流れた後自動で緊急電話がかかってしまいます。
もしものときに備えてスリープボタンを連続5回押すところまで試してみるのはいいと思うんですけど、さすがにその先まで進めちゃうとマズイですよね。そして、トロント警察もいきなり大量にかかってくる緊急電話に相当焦ったことでしょう。
これで、本当にかかってきている緊急電話までないがしろにされてしまうと大変なことになるので、良い子は絶対にマネしないでね。あと、間違えてカウントが開始してしまった場合も「ちょっ、まっ...」と焦らず、リラックスして停止ボタンをば。
Image: Doga
Source: MobileSyrup, Twitter
(Doga)