一日中バッテリーが持ちそう?
iPhoneといえばOSからハードウェアまで一貫したシステム設計による、バッテリー効率が特徴。しかし最近は、大容量バッテリーを搭載するAndroid勢に押されがちでした。ところが中国経由で伝わってきた情報によると、新型iPhoneこと「iPhone 8」は2,700mAhの大容量バッテリーを搭載するというのです。
今回中国語サイトのdigi.tech.qqが紹介している情報は、中国SNSサイトのWeiboアカウントのGeekBarが伝えたものです。それによると、iPhone 8のバッテリー容量は「iPhone 7 Plus」よりも200mAhだけ少ない、およそ2,700mAhになるそう。かつては「ファブレット端末」とも呼ばれたiPhone 7 Plusに近い容量のバッテリーが、iPhone 7より少しだけサイズの大きいiPhone 8に搭載されるんです。
iDrop Newsの情報によると、iPhone 8ーiPhone 7のサイズ差はおおよそ縦5.3mm・横3.8mm。iPhone 7 PlusーiPhone 8のサイズ差はおおよそ縦14.6mm・横7.0mmと、iPhone 7に近いサイズとなっています。このサイズに2,700mAhは歴代のiPhoneでは圧倒的なバッテリー密度です。
これは今年春に発表されたSamsung(サムスン)の「Galaxy S8」の3,000mAhにも迫る、大容量っぷりです。さらにこれがiOSの優れたバッテリー管理システムと組み合わされば、相当な長時間駆動が期待できます。
iPhone 8ではその内部構成にも大きく手が入り、2層式のロジックボードにL字型(あるいは2つ)の大きなバッテリーが搭載されると噂されています。すでにそのロジックボードらしき部品も流出しているのですが、これまでのiPhoneのそれとは明らかに異なる、変わったフォルムでした。なんだか、iPhone 8では内部設計にも相当お金がかかっている予感がします。
iPhone 8では全画面ディスプレイなどその外観が大きく変わりそうですが、内部システムの変更や大容量バッテリーの搭載にも注目ですよ!
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Image: GeekBar via digi.tech.qq
Source: GeekBar via digi.tech.qq(Google Translate), iDrop News
(塚本直樹)