あくまでポートレートモードでのお話となりますが。
飯テロ推進派としては、望遠時の最短撮影距離が気になりまくり。混み合う立ち飲み屋でも、大将と隣のお客さんに迷惑とならないように撮影するには、マクロ性能が重要かなって。
ええ、目の前にiPhone 7 PlusとiPhone 8 Plusがありますから。調べてみました。

まずはiPhone 7 Plusのポートレートモードから。レンズからR2-D2までの距離は45.2cmくらい。これ以上近づけるとボケ効果が働かず。一眼カメラの50mm単焦点レンズくらいの最短撮影距離となります。

iPhone 8 Plusはもーちょい近くまで寄ってもボカせます。これで約37.5cm。ホンモノのマクロレンズのように、近接性能に優れたコンデジのよう迫るのは無理。でも、この7cmちょいの距離が効くんですよ、テーブルフォトには!

「Lightroom mobile」での望遠最短撮影距離は両機種とも約27.5mm。変わらないようですね。解像感、オートホワイトバランス、ダイナミックレンジには大いなる差があります。なお撮影したのはロングな蛍光灯が照らす会議室。iPhone 7 Plusの方は色かぶりが目立ちますなあ。

広角時の最短撮影距離は約20cmで、これもまた同じくらい。望遠時と同じように、解像感、オートホワイトバランス、ダイナミックレンジの差は著しいものがあります。これがiPhone 7とiPhone 8の差といってもいいのかな。いいのかも。
Photo: 武者良太
Source: Apple
(武者良太)