うーん、及第点かな?
「iPhone X」で画面上部に突き出している、カメラやセンサーを搭載した切り欠きこと「ノッチ」。Apple(アップル)純正アプリならそのへんの表示もうまくやってくれると思うのですが、どうやら「iOS 11」に最適化されていないアプリでは上下に黒い帯が入るようです。
Apps not optimised for iOS 11 will run on an iPhone X letterboxed at 16:9, with a blank status bar, and slightly rounded corners. pic.twitter.com/t3JRaogPZC
— James Thomson (@jamesthomson) 2017年9月17日
この現象を報告しているTwitterアカウントのJames Thomsonによると、iOS 11に対応していない画面縦横比が16:9のアプリでは、上の画像のように上下に黒い帯が表示されるそうです。なんだかこの画面を見ていると、従来モデルとなる「iPhone 7」の画面を見ているようですね。
なお、5.8インチディスプレイを搭載したiPhone Xの画面の縦横比は約19.5:9。通常のiOSアプリは16:9の縦横比で設計されているため、どうしても上下のスペースが余ってしまうんですね。 この辺はアプリがiOS 11に対応していれば、純正アプリのようにうまく処理されるのかな?
最近はAndroidスマートフォンでも「Galaxy S8」や「Galaxy Note 8」、それに「Essential Phone」のように、縦長なディスプレイを搭載したスマートフォンがぼちぼちと登場しだしています。それらの新型スマートフォンにアプリを最適化させるのも、アプリ開発者の腕の見せ所といった感じでしょうか。
それにしても、対応アプリがこのノッチを避けつつどのようにUIをデザインするのかが気になりますね。やはりゲームアプリなどでは、ボタンがノッチに重ならないように気が配られるのかもしれません。
(塚本直樹)