お値段が…ね。
ついにiPhone最新のフラッグシップ、iPhone Xが発表されました。ベゼルなしで全部がスクリーンのデザイン(ちょっと欠けてるとはいえ)は今までとはまったく違うし、Face IDとかアニ文字みたいな21世紀的機能も満載で、まさに10周年記念モデルにふさわしいと思われます。
そんなiPhone Xでちょっと残念なのが、色展開です。最近のiPhoneはゴールドとかローズゴールドといったモノトーン以外の選択肢が加わって人気を集めており、最初のゴールドモデルとなったiPhone 5sは品薄のあまりオークションで100万円の値がついたほどでした。でもiPhone Xにはゴールド系がなく、無難なシルバーとスペースグレイのみとなっています。
それでも、ゴールドまたはローズゴールドのiPhone Xを入手する方法があります。それは、金めっきで覆われたiPhone Xを買うこと。そう、単に金色のアルミのケースを付けるとかじゃなくて、本物の金で覆ってしまうんです。これまでさまざまなiPhoneを金めっきで覆ってきたGoldgenieが用意したのは、24Kゴールドとローズゴールド、そしてプラチナのiPhone X。

本物の金めっき…となると気になるのはお値段ですが、64GBモデルが2697ポンド(約41万円)、256GBモデルが2797ポンド(約42万円)となっています。これは24Kゴールドでもローズゴールドでもプラチナでも共通です。普通のiPhoneは前者が11万2800円、後者が12万9800円なので、金めっき分の差額は30万円弱ってことですね。さらに上の動画をよく見ると、Appleロゴ部分にダイヤモンドがあしらわれているモデルもあり、こちらは256GBのみで3597ポンド(約54万円)となります。ちなみに金めっきのiPhone 8も2397ポンド(約36万円)から用意されていますよ。
…お値段を聞くと、まるで「金の斧あげます」って言われたのに後から請求書が送られてきたみたいな、やっぱり欲しくないです的な気持ちが湧き上がってきますね…。だからこそもし手に入れたら、誰も持っていない特別なiPhone Xになりそうです。
Image: Goldgenie
Source: Goldgenie, The Verge, YouTube
(福田ミホ)