まず、使い方を覚えないと…。
「iPhone X(iPhone 8)」では物理ホームボタンがなくなることがほぼ確実視されていますが、そうなると気になるのがホームボタンに割り当てられていたショートカット操作。これについては幸いなことに、「iOS 11 GM版」の流出情報からサイドボタンでさまざまな代用操作ができることが判明しています!
iDownloadblogに掲載された情報によると、まずサイドボタンの「長押しでSiriの起動」、そしてダブルクリックで「ウォオレットやApple Pay画面」、さらにサイドボタンとボリュームボタンの同時押しで「SOS機能の起動」ができるそう。これなら、ホームボタンがなくなってもなんとかなりそうですね。
さらにこのサイドボタンはカスタマイズが可能で、たとえば「Siriでタイピング」や「Face ID」を使用した機能も割り振れるようです。またクリックの間隔を調整できるなど、「新たなホームボタン」といってもいいほどの高機能に進化しています。
You’re right - of course it will be! With FaceID, you won’t need to lock your phone anymore - it will be locked if you don’t look at it.
— Alexander Stritt (@AlexanderStritt) 2017年9月2日
さらに興味深いことに、iPhone Xのサイドボタンは物理的に動作しない、まるで「iPhone 7」のホームボタンのような構造になるというのです。もしかしたら、サイドボタンの内部に振動を伝える「Taptic Engine」が搭載されていて、ブルブルッと震える…のかもしれませんね。
思えば以前よりiPhone Xのサイドボタン(電源ボタン)は妙にそのサイズが大きくなっていることから、いろいろな推測が存在していました。しかし今になって思えば、たくさんの機能にアクセスするために大きくした…のかもしれませんね。
Image: Al Medwedsky / Shutterstock.com
Source: iDownloadblog, Twitter
(塚本直樹)