より精悍なiPhoneへ。
新型iPhoneこと「iPhone 8」ではブラッシュゴールド、ホワイト、ブラックの3種類のカラーバリエーションが登場すると噂されていますが、iPhoneマニアとして気になるのはそのフロントパネルの色。これが結構デザインに影響するんですよね。そんな中、海外アナリストからは「全モデルがブラック色のフロントパネルを搭載する」との報告が上がっていますよ。
9to5Macが報告している今回のレポートは、実績あるアナリストことKGI証券のミンチー・クオ氏によるもの。彼は「ホワイト、ブラック、ゴールド色のiPhone 8にはすべてブラックコーティングされたガラス製のフロントパネルが利用される」と伝えています。新色の名前がゴールドなのか、ブラッシュゴールドなのかはなんとも判断に困りますが、ブラックのフロントパネルは本体デザインが締まって見えて個人的には好きです。
Face ID enrollment process (with layout issues on first page) pic.twitter.com/KczOHEy9ir
— Guilherme Rambo (@_inside) 2017年9月9日
レポートではそれ以外にも、iPhone 8のフロントパネルの切り欠き(ノッチ)に搭載される3Dセンサーについても詳細を報告しています。iPhone 8 では3D顔認識機能「Face ID」を利用し、グリグリ〜と顔を動かして自分の顔を登録できるのですが、この顔の凸凹の読み取りに3Dセンサーとフロントカメラの画像が利用されるんですね。
さらに顔認証と聞くと、iPhoneをどの位置からかざせばいいのか不安…ですが、どうやらこの切り欠きに搭載された「近接センサー」が適度な顔の距離を教えてくれるようなんです。近接センサーは現行モデルのiPhoneでも顔がくっついているかどうかの判定に使われますが、3D顔認証機能でも活用できるなんて意外です。
iPhone 8では赤外線による3D顔認証機能を生体認証として利用し、さらには「Apple Pay」などの電子決済にも利用するという情報がHomePodのファームウェアから見つかっています。一方、慣れ親しんだ指紋認証による「Touch ID」は機能が削除される、という噂も…。iPhone 8では私達が考えている以上にドラスティックな変化がやってくるのかもしれませんね。
Image: imgur
(塚本直樹)