iPhone史上最大のアップデートになりそうです。
9月12日のApple Special Eventで発表されるとみられているiPhone 8では、本体デザインの大幅変更が噂されています。しかし、変わるのは外見だけではありません。本体デザインと同じく大幅に変更されるであろうソフトウェアの中身が、9to5MacのリークによるiOS 11のGM版(ソフトウェア開発の最終バージョン)のデータから明らかになってきました。興味深い機能追加や変更が浮かび上がってきていますよ!
まずはポートレートライティングから。これはiPhone 7 Plusで利用可能な「ポートレートモード」の拡張機能のようで、おそらくですがスタジオやステージのライティングをシミュレーションした機能だと推測されます。
動画撮影機能では、「1080p HD at 240fps」や「4K at 60 fps」、「4K at 24 fps」との気になる記述が! 以前噂されていたとおり、動画撮影機能の強化は間違いなさそうです。
それからiPad Proに搭載されている周囲の光源によってディスプレイ発色を調整する「Ture Toneディスプレイ」がiPhone 8でも使えるみたいですよ。
こちらは、3D顔認証機能「Face ID」のチュートリアルらしきアニメーション。顔をグリグリと動かして認識させる様子がよくわかりますね。
個人的に一番気になるのが、ワイヤレスイヤホン「AirPods」のマイナーチェンジモデルらしき画像が含まれていたことです。かなり小さな変更なのですが、ケースのボタンの位置が変わっていたり、小さな穴が増えていることがわかります。9to5Macは現行モデルのケースの内側にある充電状況を確認するインジケータがケースの外部に移ったものだと予想しています。「AirPods1,2」と呼ばれるこの新バージョンが別製品として販売されるのか、あるいは徐々に現行製品と置き換えられるのかは不明です。
またiPhone 8のスリープボタンのダブルクリックやトリプルクリックで「Siri」や「Apple Pay」、それに「Face ID」関連の機能を呼び出せるそうです。iPhoneのホームボタンの機能の一部が、サイドボタンへと移動するようですね。電源ボタンとボリュームボタンの同時押しで「SOS機能」が起動できることも記述されています。
このように、iPhone 8とiOS 11では従来のiOSからかなりの変更がありそうです。初めてiPhone 8を手に取った際には、まるで初めてiPhoneに乗り換えたような感動が味わえるかもしれませんよ!
(塚本直樹)